看護師として毎日忙しく働いているけど、子育てとの両立が難しく、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
私も以前は看護師として仕事もうまくこなしたいけど、子育ても仕事を両方うまくこなせずに悩んだ時期もありました。
そんな看護師として子育てに役立つ工夫をご紹介します。
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私が子育てとの両立で苦労したこと
お子さんが小さい時には、風邪をこじらせて中々完治せず、苦労した経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
私の子供たちも、保育園に通園していた時には、感染症や風邪をこじらせることが多く、そのたびに保育園から連絡が来て、仕事を休まないとならない状況になる事も多々ありました。
仕事を休むのも一日や二日だけでなく、インフルエンザなどのウイルス感染は解熱後に数日は仕事を休むこともあり、そのたびに職場に迷惑をかける状況に、職場の方に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
また、子供が風邪を引くと、どうしても低年齢の子どもはぐずったり、駄々をこねたり、抱き上げないと泣いてしまい、タダでさえ仕事と家事の両立で忙しい時間帯に何も手につかずに途方に暮れる事もありました。
また、子供が小学生にあがってからは、低学年の時には午前中で帰宅する事も多いもの。学童に通わせてはいましたが、学童の休みも多く、一人で家で留守番をさせ、寂しい思いをさせることが、子供にはとても不憫な思いをさせているようで、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
保育園は、平日に親が参加する行事が年に1回あるかないか程度でしたが、私の子どもが通う小学校では、親子レクリエーションや参観日が多い小学校で、平日に行われる学校の行事に中々参加できない状態。
子供にはさみしい思いをさせてしまったこともあり、シフト制での勤務でしたので、他の看護師との休み希望が重なる事が多く、自分の休みが希望通りに行かない苛立たしさを感じながら仕事をしていたこともあります。
休みがほとんど子供の行事に合わせたものなので、自分の休みが無く疲労がたまり苦労したこともあります。
私が工夫したこと
仕事で忙しいこともあり、いつも通院していた小児科は夕方で診療が終わる為、早めに小児科への受診をすることが出来ずに、風邪をこじらせることもありました。
そこで、私は夜間診療も行っていて、病後児保育を行っている小児科に変える事にしました。
夜間診療を行っている小児科に受診して、風邪や感染症に早めに対処する事で、風邪をこじらせることなくなるべく短期間での治療が可能になりました。
また、インフルエンザなど元気と思われる状況でもあと1日安静にしていた方が良いような状態の時には、病後児保育に預けることが出来、仕事を休む期間をなるべく短く出来る様になりました。
また、子供も普段通院している小児科などで、私も子供も安心して病後児保育を使用する事が出来ました。
看護師として仕事は続けたいけど、残業が多く、休みも研修や勉強会が多い職場で子供との時間が取れない状況だったので、今は自分がストレスをためず、子供を子育てしながら仕事をうまく続けられるように、と考えて子育て世代が多い残業が少ない職場に転職しました。
また、子供が小学校に上がってからは、しばらくは子供との小学校生活に自分の仕事を合わせて働くことが出来る様にと、派遣や非常勤での平日を中心に仕事を行い、自分の体や子供との生活に無理のない範囲で、隙間時間をうまく活用した働き方にしました。
子どもの帰宅時間や休みに子供との時間を多く取る事が出来る様になったことで給料面では減りましたが、その分時間にゆとりがある事で生活にもゆとりが出来、ストレスがたまることなく、看護師と子育ての両立が取れる様になったと感じます。
職場の選び方
出産時に仕事をしていた職場は病棟でした。
出産し育休後は、夜勤はせずに日勤のみで働いていました。ですが、時間外が週に3日はあり、その他にも日勤の仕事の後に勉強会などがあり、毎日延長保育を利用するような状態でした。
ですので、まずは時間外が少ない子育て世代にも理解がある職場に転職しようと決めました。ですが、子育て世代、特に幼い子供がいると休みの日でも、子育てや家の事に追われて、転職先を探すのも一苦労しました。
また、転職先を探しても、ハローワーク求人ではどこも同じように書いていて、離職率や転職後の働き方などの詳しい情報が書いていないものがほとんどで、転職先を自分で見つけるにも見つからない状態でした。
そこで私は、看護師転職サイトを利用しました。
看護師転職サイトの求人は、常勤や非常勤、月の時間外労働数や休日や有休消化率、子育て世代も活躍している職場などが詳しくサイトに載っているので、探しやすく検索しやすかったです。
また、看護師転職サイトや派遣会社に登録をすると、担当の方がついて自分に変わり希望の条件に合わせた転職先を見つけ、面接から転職までの段取りを組んでくれるので、自分で行う手間暇が省けました。
子育てとの両立で、私が重要視してポイントは、
- 在住地域近辺
- 土日祝日休み
- 子供の帰宅時間までに間に合う勤務体制
- 子育て世代にも理解がある職場
- 残業の有無
こんなに多い条件に合う職場はあるのかと思うかもしれませんが、看護師は十分かなえられます。
看護師は様々な働き方があり、本当に多種多様な職場があるからこそ、自分の子育て状況やライフスタイルに合った働き方を見つけて、無理のない環境を整えることが看護師と子育てを私が両立出来た一番のポイントかもしれません。