年々わかりづらく高額になっていく携帯電話の料金。
ふと気がついたら、1万円近いの高額な料金を毎月支払うことになっている人も多いのではないでしょうか。
携帯電話はなくては困るものだけど、毎月1万円かけてまで必要なのだろうか…。
そう悩む主婦にこそおすすめしたいのが、今話題の格安スマホ。
使い方によっては月々の携帯代を2,000円程度が抑えられる優れもの。
月々の携帯代が5,000円浮けば、一年間で6万円。
夫と二人で乗り換えれば、月々1万円浮いて年間なんと12万円も節約が出来てしまいます!!
今回は携帯電話料金を大幅に節約出来る格安スマホがどんなものか、携帯代を2,000円以下に抑えることに成功した筆者がスマホ初心者さんにもわかりやすく解説していきます。
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目次
格安スマホってそもそも何?怪しくないの?
イオンやビックカメラも参入し、あちこちで格安スマホという単語を目にするようになりましたが、料金が安い上に新しい会社なんて、なんだか不安…と最初は誰もが警戒してしまいますよね。
格安スマホと呼ばれているMVNOは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、スマホに電波を送るシステムをdocomoもしくはauから借りて、サービスを提供している業者のことです。
いきなりなんだか難しそうな話に聞こえますが、人口カバー率99%超といわれるdocomoやauのシステムを使っているから、使いたい時に電波がなくてスマホが使えない!なんていう心配は無用。
その上、格安スマホ用に新しい端末を購入する必要もなく、今使っているdocomoやauのスマホ端末をそのまま使い続けることが出来ちゃうということなんです。
格安スマホってどれくらい安いの?
docomoやauがお勧めする標準的なデータパック(5GB)は、月額5,000円。
同じ5GBのプランだと、
- dmm mobile 1,210円
- OCN 1,450円
- IIJ mio 1,520円
- mineo 1,580円
と、1/3以下のお値段で提供されています。
ライトユーザー向けの容量が少ないのプランが特にお得な価格に設定されていることが多いので、毎月の通信量が2GB~3GBと少なめの人なら、
- dmm mobile 3GB 850円
- IIJmio 3GB 900円
- OCN 3GB 1,100円
と、データ通信料を1,000円程度に抑えることも可能です。
格安スマホでできること・できないこと
データ通信料が1/3~1/4以下とびっくりするほど安くなるMVNOですが、もちろんメリットだけでなく、デメリットもあります。
・通話…△
MNPを使って今の電話番号をそのまま使い続けることは可能ですが、通話料金は30秒/21.6円と少々割高な上に、カケホーダイや家族間無料通話などのサービスもほとんどありません。
電話をかける機会が多い人や長電話をする人は、docomoやauよりも逆に割高になってしまう可能性もあるので要注意です。
・メール…△
○○○@docomo.ne.jpや○○○@ezweb.ne.jpといったキャリアメールアドレスはdocomoやauを解約した時点で使えなくなってしまうので、gmailやyahooメールを利用することになります。
これらの無料で取得出来るアドレスは、迷惑メールフィルターに阻まれて相手にメールが届かなかったり、何かと不便。ここがMVNO最大の弱点かもしれません。
・LINE、Twitter、FBなどのSNS、アプリ、インターネット…○
LINEやTwitterなどは今までのアカウントをそのまま使うことが出来ます。
MVNOはdocomoやauに比べて通信速度は若干遅めなので、容量が大きな動画を見たりアプリをダウンロードする場合は少々ストレスを感じる場合も。
大容量通信をする時はWi-Fiを使うようにすれば、ストレスもなく快適に使える上に、データ通信料も節約出来て一石二鳥です。
・機種変更…×
MVNOでは基本的に端末の販売をしていないので、新しい端末が欲しくなった場合は、家電量販店やネットショップでシムフリー端末を自分で購入するようになります。
・サポート…△
docomoやauショップでは、スマホ端末の不調から操作の方法まで、携帯電話に関するすべての事柄を相談することが出来ますが、MVNOのサポートは通信に関するトラブルのみです。
格安スマホに向いているのはこんな人
今までご紹介したメリット・デメリットをまとめると、格安スマホに変えてお得になるのはこんな人です。
- 今docomoもしくはauのスマホを使っている
- 連絡手段はLINEが中心で、電話やメールはあまり使わない
- スマホでするのはネットとSNSをちょっとくらいで動画はあまり見ない
- 自宅にwifi環境があって、スマホを主に使うのは自宅にいる時
- スマホの端末は使えれば何でも良い
- わからないことはある程度自分で調べて解決出来る
逆に頻繁に携帯メールを使う人や、通信速度にこだわる人、常に最新のハイスペックな端末を使いたい人はMVNOには不向きかもしれません。
少々不便なこともありますが、上手に使えば年間10万円超も節約可能なMVNOは家計を握る主婦にこそ知ってほしい最強の節約方法です。
次回は実際MVNOへ切り替える方法をお届けしますので、そちらも合わせてご覧くださいね。