毎月毎月掛かるものだからこそ、節約したい光熱費。日々光熱費を節約出来るよう努力しているけれど、なかなか結果が見えてこない…という人は、お風呂の入り方を見直してみましょう。
水道料金とガス料金のうちの、多くの割合を占めるのがお風呂。お風呂の上手な節約のポイントを知れば、ぐんと光熱費の無駄を省くことが出来ますよ!
あなたの家族にぴったりなお風呂の入り方を知り、無駄を省いて光熱費を節約していきましょう。
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目次
お風呂・シャワーの節約術!
お風呂よりシャワーがお得って本当?
一般的な家庭の浴槽にお湯を張るには、約200リットルのお湯が必要になります。
200リットルあたりの水道代は約50円。
ガス代は季節によって大きく変動するのですが、春・秋の平均水温15℃から、入浴に適した42℃までバスタブ一杯分200リットルのお湯を暖めると、都市ガスで約104円、プロパンガスだと約122円程かかるのです。
春秋にバスタブに42℃のお湯を張った時の光熱費目安
一日あたりの光熱費 | 一か月(30日)の光熱費 | |
---|---|---|
都市ガス+水道代金 | 約154円 | 約4620円 |
プロパンガス+水道代金 | 約172円 | 約5160円 |
それに対して、一般的なシャワーは15分使うと約180リットルの水を使用します。
一人が髪の毛、身体、顔と全身をシャワーで洗うと約5分ほどかかると言われているので、一回のシャワー代金は、都市ガスの場合で約46円に、一か月(30日あたり)のシャワー代金は1380円になります。
1人あたりの平均的なシャワータイム(5分間)の光熱費目安
一日あたりの光熱費 | 一か月(30日)の光熱費 | |
---|---|---|
都市ガス+水道代金 | 約46円 | 約1380円 |
プロパンガス+水道代金 | 約51円 | 約1548円 |
一人暮らしの場合や夫婦二人のみという場合は、浴槽にお湯を張って使うよりも、シャワーのほうが光熱費は割安になりますね。
洗うのに時間がかかってしまう子供がいて家族が三人以上の場合や、冬の寒さに耐えられず、体や髪を洗っている間もお湯を出しっぱなしするような使い方をする場合は、浴槽にお湯を張って、湯船で体を温めた後、そのお湯で全身を洗う方が安くつきそうです。
シャワーだけで済ませるのと、浴槽にお湯を張るのとどちらがお得になるのかは、家族の人数とシャワーの使い方次第ということになりますね。
上記の表を目安に工夫してみて下さい。
どうすればお風呂代は節約出来るの?
先ほどのシャワーと浴槽を張った時に掛かる水道料金の目安は熱くも寒くもない春・秋の平均水温17℃から計算しましたが、寒い冬の水温は8℃近くまで下がってしまいます。
そのため、冬は上記の目安金額よりもガス代が大幅に増えてしまうのですが、寒い冬にシャワーだけで済ませるのは風邪を引いてしまいそう…。
節約のために風邪を引いて体調を崩しては元も子もないので、光熱費を無駄にしない、上手にお風呂に入るコツをご紹介します。
1.湯張りの水位を低めにする
お風呂の水位を低めにすれば、それだけお湯を使う量が節約出来ます。
家族みんなで入れば水位が上がって、少なめのお湯でも十分に暖まることが出来ますし、家族でのお風呂は良いコミュニケーションの場になりますよ。
一緒に入るのが難しい場合は、首の近くまでお風呂の蓋をしめて、半身浴をすると上半身も冷えずにじんわり暖まることが出来ますよ。
2.節水シャワーヘッドを使う
節水効果のあるシャワーヘッドを使えば、最大40%もの節水効果が期待出来るといわれています。
握り部にスイッチがあるタイプが、こまめに水を止めることが出来るので節約効果が大きいと評判です。
3.保温の時はアルミシートを併用する
蓋をしっかりしめていても、お風呂は一時間に一度ずつ温度が下がってしまいます。家族のお風呂の間隔が空いてしまう時は、冷めないようにお風呂用のアルミシートを使って保温をしましょう。
いかがでしたか?
お風呂は一日の汚れを取り、疲れを癒す大切な時間でもあります。本来の役割を損なわないよう、上手な節約テクニックでゆったりバスタイムを楽しんでくださいね。
他にも節約関連の記事や主婦のお小遣い稼ぎの記事もあるので参考にしてみて下さい。