結婚をして、子どもを産んで落ち着くと次に思うのは、家のことだと思います。
- 「どこに建てようか、いや建て売りもあるな。」
- 「考えるのが面倒だからまだ賃貸でいようかな。」
と人生を左右させる大きな決断だからこそ悩みますよね。
中古住宅は日本の風潮であまりスポットライトが浴びないものではありますが、実は食費をコツコツ節約するより圧倒的に節約出来るおすすめ住宅なのです。
実際に中古住宅を買いリノベーションして住んでいる主婦が、中古住宅のメリット・デメリットを教えます。
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目次
日本は圧倒的に新築派が多い
新築って綺麗で素敵ですよね。日本はCMでも「家を買うなら新築」が当たり前に思えるくらい流れています。
実は海外、特に欧米諸国では、住宅は「ずっとあって改良して使い続けるもの」という考えが根付いており、ほとんどが中古住宅なのです。
日本は木造で耐久年数が少ないこともあり家は「買い替えるもの」と考える方が多いのも理由の一つです。
でも中古住宅を選択肢の一つに入れてみると、案外メリットも多くあります。
中古住宅のメリット
一番分かりやすいメリットはなんといっても安い
一体どのくらい安いのか、地域や物件にもよりますが、例えば土地代込みの新築を4000万円で購入したとします。
その一年後売却。
いくらになると思いますか?
大体3000万円前後で売買することになります。
つまり、中古という名の築1年しか経っていないほぼ新築が1000万も安く手に入るということ。
新築で建てても離婚や転勤が理由で5年以内に売却している中古住宅があるのです。
築年数が若いようならリノベーションもいらない状態のものも。
逆に築年数が15年~20年経っているものもおすすめ!
築年数が経っているので家自体にあまり価値がなく、土地の価値で売買されていることが多いです。
その年数だと水回りは交換時期、クロスや床の汚れが目立つ物件が多いのでリノベーションが必要。
ですが、新築で買うより安く買った分リノベーションにお金をかけることが出来るので、新築で妥協した水回りのキッチンやトイレお風呂などを中古住宅ならワンランク上にあげることも可能かも!?
床、クロス、水回りをリノベーションすれば、ほぼ新築の見た目になりますよ。
いい立地の中古住宅は売りたくなった時も売れる
駅から近い物件、バス停から近い立地のいい物件は、年数が経っても土地の価値が変わることはほとんどありません。
需要があることと、駅がなくなることはほとんどないからです。
実は新築は立地のあまりよくないところが多いのです。
立地のいいところは便利で昔から住む人が集まるので開拓できる土地がないのが理由。
そこでたまに出てくるのが中古住宅。特に中古マンションに立地がいいところは多いです。
仕事場に通いやすい立地が新築で探してなければ、意外と中古住宅で見つかるかも!
住み始めた時に新築よりも気兼ねなく住める
子供がいるとどたどた走り回ったり、汚したりハラハラしますよね!
新築だと「せっかく綺麗なのだから」神経質になってしまったと思います。
しかし中古住宅だと「まぁ中古だしいいか!」と考えることが出来ました。
近所の雰囲気や街並みなど買う前に見て回れる
新興住宅地だと、これからご近所にどんな人が入ってくるか、お店が出来るかなど予想することは難しいです。
中古住宅なら周りが出来上がっているので、事前に雰囲気を確認することが出来ます。
中古住宅のデメリット
新築よりも早くメンテナンスが必要
やはり中古なので、その分メンテナンスの時期は早く訪れます。
水回り、外壁など大きなお金が新築より早めに必要になることが多いので、子供の出費時と被らないように工夫した方がよさそうです。
構造がしっかりしている保証がない
中古ときいて一番不安に思うことですよね。部屋の中は見学できるけど、柱がどうなっているかは分からないのは新築とは違うデメリット。
しかし最近では、ホームインスペクション(住宅診断)をしてくれる仲介業者さんもいるみたいですよ。

子どもが大きくなった時に二世帯に立て直すが理想ですが、また、リノベーションしてもいいし、老後に一戸建てがしんどくなった場合、売って中古のマンションを買いなおすのもありかな。と思っています。
中古を買うことでローンの負担が減り、未来の選択肢がふえることが一番の魅力かと思います。