暑い夏と寒い冬、大きく家計を圧迫するエアコンの電気代。
電気代が勿体無いからとエアコンをつけないで生活すると、熱中症になってしまったり、風邪を引いてしまったり、体調が悪くなって辛いばかりか、節約した電気代以上に病院代が嵩んでしまうという最悪の事態にもなりかねません。
今回は、無理・無駄なく上手にエアコンを使う節約テクニックをご紹介していきます。
ちょっとした心掛けひとつで、エアコン代は大きく変わります!
ぜひ今日から試してみてくださいね。
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冬・夏共通の基本的な節約テクニック
意外と知らない、エアコンの上手な使い方。
節約のために弱運転は実は間違いだってご存知でしたか?
共通テクニック1弱運転よりも自動運転を使おう
エアコンの自動運転は、設定温度になるまで強風、設定温度になった後は微風で維持ととても効率良く運転してくれるのです。
長時間弱運転でゆっくり温度を調節するよりも、こちらのほうが省エネになるんです。
共通テクニック2こまめなオンオフは絶対だめ!
節約テクニックの基本だと思われる、こまめなスイッチオフはエアコンだと逆効果になってしまいます!
エアコンは動き始めて、設定温度になるまでが一番電気を消費するので、まめにオンオフするよりは、自動運転でその温度をキープするほうが節約になるのです。
共通テクニック3エアコンの掃除は忘れずに
エアコンのフィルターが汚れてつまっていると、消費電力が5%も増えてしまうといわれています。
フィルターをまめに掃除をすることで、エアコンの寿命も延びるといわれているので、フィルターは常に清潔に保つように心がけましょう。
冬の節約テクニック
エアコンの電気代が一番高くなるのは夏だと思われがちなのですが、実は一番電力を消費するのは寒い冬だってご存知でしたか?
暑い夏の室温が35℃だとすると、快適な室温25℃にするには、10℃下げる必要があります。
寒い冬の室温は5℃程度しかないので、25℃にするには、20℃も上げなくてはならないので夏よりも電気代がかさんでしまう傾向にあるのです。
冬のテクニック1カーテンを上手に使おう
寒い冬、せっかくエアコンで部屋を暖めても、窓などから熱が48%も逃げてしまうといわれています。
そんな時に大活躍なのがカーテン。
部屋の熱が逃げだすのを防ぎ、外の冷気が入り込まないようにする役割があります。
陽が落ちて暗くなったら、すぐにカーテンを閉めましょう。厚手の素材のカーテンだと、その分保温効果も高くなりますよ。
冬のテクニック2冬でも扇風機が大活躍!?
温かい空気は部屋の上に溜まるので、なかなか足元などが暖まらず寒い思いをしたことはありませんか?
天井近くと床に近い足元では、5℃~10℃近く温度差がある場合もあります。
部屋全体を効率よく暖めるためには、空気を循環させるサーキュレーターや扇風機が有効です。
天井から壁に向けて風を送るようにすると、あたたかい空気が部屋中に行きわたります。
夏の節約テクニック
暑い夏の日中、一般的な家庭で使用している電気代のうち53%と半分以上を占めているのがエアコン。
設定温度を1℃下げると約10%の節電効果があるともいわれています。設定温度は控えめ+以下のテクニックで、上手に夏を乗り切りましょう。
夏のテクニック1冷房の風向きは上に向けよう
熱い空気は天井付近に溜まるのとは逆に、エアコンの冷気は足もとに溜まりがち。
エアコンの風向きはなるべく上に向けておくと、部屋全体を上手に冷やすことに出来ます。
扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるのも効果的ですよ。
夏のテクニック2室外機のことも気にしてあげよう
エアコンの室外機に熱がこもってしまうと、効率良く空気を冷やすことが出来なくなってしまい、電気代がかさんでしまう原因に。
室外機に直射日光が当たるようでしたら、すだれや室外機用の日よけパネルなどで、日差しを遮ってあげましょう。
また、上手に熱風を排出出来るよう、室外機のそばにはものを置かないようにするのも大切です。
夏のテクニック3夏もやっぱりカーテンが大切
夏、外出して帰ってくると家が蒸し風呂のように熱くなっていたりしませんか?
長時間外出するときは、カーテンを閉めてから出かけると部屋の温度の上昇を防ぐことが出来ますよ。
単純なことですが、一度カーテンを開けたまま出かけた場合と、閉めて出かけた場合の部屋の温度を比べてみて下さい。
最後に
一度は耳にしたこともある方法が多かったのではないでしょうか?
こんな簡単なことでも、積み重ねていけば大きく電気代は変わるんです。
この記事をチェックリスト変わりに、ぜひ出来ることからひとつずつ試してみてくださいね。