愛知県犬山市にある博物館明治村では、春の明治探偵ゲームに続いて、秋の謎解きイベント「帝国ホテル支配人の華麗なる推理」を開催中です。
ひと足先に家族で謎を解いてきたので、前回の謎解きとは何が違うのか、小さな子供でも楽しめるのかなど、家族連れが気になるポイントについて徹底解説していきます。
最新イベント情報
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春の謎解きとは何が違うの?
帝國ホテル支配人の華麗なる推理
~仕組まれた2つの罠~
開催期間:2016年9月10日(土)~12月11日(日)
参加料:お一人様各1,300円
受付場所:帝国ホテル中央玄関(※週末は正門側に臨時受付が出る場合もあります)
春の明治探偵ゲームの主催は、リアル宝探しのタカラッシュでした。現在開催中の「帝国ホテル支配人~」は、リアル脱出ゲームで有名なスクラップが主催しています。
今回の謎は、悩み事を抱えた宿泊客に事件解決のキーを届けるルームサービス型の謎解き。以前の明治探偵ゲームよりもストーリー重視で、暗号を解くひらめきだけでなく、読解力や記憶力も重要となってきます。
その分、暗号の難易度は控え目なので、謎解きがあまり得意でない人も、きっと事件を解決出来るはずです!
子ども用はあるの?何歳から楽しめる?
明治探偵ゲームには子供向け問題と、★~★★★★★の5つの難易度の問題がありましたが、今回は野口英世編と樋口一葉編の2つのコースのみで、子供向けコースの設定はありません。
この2つのコースは大人向けに難易度を設定してあるので、一緒にストーリーを追って謎を解けるのは小学校高学年程度からでしょう。
けれど、小学校中学年くらいの子どもが必死に謎を探している様子をあちこちで見かけました。大人があらすじを教えてあげるなど工夫すれば、もう少し小さい子でも楽しめるでしょう。
子どもも参加料1,300円必要?
クリアファイルに三冊の冊子が入った謎解きキットがひとつ1,300円で販売されているので、家族でひとつのキットだけ購入して謎解きに回ることも可能です。
ただし、今回の「帝国ホテル支配人~」では、オープニングルームや樋口一葉コースの一部に、キット1組につき1人にしか入れない場所が存在します。全員が謎を自分の眼で見届けたい!という場合は、1人につき1キット購入する必要があります。
また、今回のイベントはストーリー重視のため、しっかりと冊子を読み込む必要があります。1キットを大勢で遊ぼうとすると、本を回し読みするだけで大分時間が掛かってしまうかもしれません。
2人までなら回し読みも可能かもしれませんが、それ以上人数が多い場合には複数セット購入した方がスムーズに楽しめるでしょう。
野口英世コースと樋口一葉コースどちらがおすすめ?
難易度が記されていない2つのコース、どちらを選ぶか悩んでしまいますよね。コース選びに悩んだ時は、その日入場したゲートによってコースを決めるのをおすすめします。
明治村は東京ディズニーランド2個分という広大な敷地を誇る博物館。北口から正門まで歩くだけでも、大人の足でも20分以上掛かるほど距離があります。
今回の「帝国ホテル支配人~」は、プレイ時間を2~3時間と想定し、スムーズに探索できるよう、野口英世コースは北口駐車場に近い4~5丁目、樋口一葉コースは正門に近い1丁目~3丁目が探索範囲となっています。
子どもを抱えて20分超歩くのはなかなか大変ですので、北口駐車場を利用した場合は野口英世コース、正門駐車場または公共交通機関を利用した人は、樋口一葉コースをおすすめします。
北口駐車場を利用⇒野口英世コース
正門駐車場または公共交通機関を利用⇒樋口一葉コース
クリア出来るか心配…
今回の「帝国ホテル支配人~」は、購入するクリアファイルの中にヒントがたくさん詰まったヒントブックが入っています。わかりやすいヒントがその場でさっと見られるので、謎解きが苦手な人でもさくさく進められると思います。
また、時間が足りない人やどうしても解けない人のために、今回はドロップアウト(棄権)が認められています。解決印は押してもらえませんが、クリアできなくてもエンディングブックを受け取ることが出来るので、謎解きに自信がない人でも安心です。

私から出せる謎解き解決のヒントはとにかく「冊子をじっくりと読むこと」です。
春の明治探偵ゲームとは全く異なる謎解きが楽しめるので、春の謎解きを遊んだ人も、謎解きが初めての人も是非挑戦してみてくださいね。
11/5以降の週末は、ライトアップが楽しめる「あかりの明治村」イベントも始まるので、そちらとあわせて楽しむのもおすすめですよ!