日本の和の心を感じられる古都京都。京都が嫌いな人なんていないはず!
お天気のいい日にお寺や神社巡りをしながらゆっくりのんびり散策したいですが、子供が一緒だとなかなかゆっくりとは巡れないのが現実。
行きたかったお寺に行っても、ささっとしか見ることができないのは非常に残念です。だけど!京都に行きたい!!と思った時は子供と一緒に京都を楽しみませんか?
神社やお寺はゆっくり見れなくても、レジャー施設は親子でじっくり楽しめること間違いなし!2016年に新しくオープンする施設も合わせて、今回は子連れで行きたい京都のお出かけスポットをご紹介します。
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京都鉄道博物館
2014年に閉館した交通科学博物館の保存の一部と、2015年に閉館した梅小路蒸気機関車館の保存物を、梅小路蒸気機関車館を拡張・リニューアルし、2016年4月29日に新しくオープンされる施設です。
「地域と歩む鉄道文化拠点」をコンセプトに、先人が築いた鉄道の歴史を通じて日本の近代化の歩みを体感できる博物館になっています。「見る・さわる・体験する」全てを感じれる「学びの場」にもなっています。
鉄道文化遺産の保存や継承だけでなく、鉄道を中心とした展示品の調査・研究などに力を入れ、来場者の鉄道に対する理解や、社会教育施設としての役割も果たすべく、成長続ける博物館活動を行っていくと、魅力あふれる博物館になっています。
JR京都線や東海道新幹線を見ることができるスカイテラスや、貴重なトワイライトエキスプレスや様々な実物車両の展示、蒸気機関車がけん引する客車に乗れる体験や新設された蒸気機関車の検収作業風景を連絡デッキから見学できるなど、昔の日本にタイムスリップしたかのような施設。
特に、明治から昭和に活躍した蒸気機関車が展示された国指定の重要文化財である「扇形車庫」は蒸気機関車が回転しながら向きを変える転車台。迫力満点で、とてもかっこいい!!
トーマスの世界に飛び込んだかのよう!鉄道好き以外の人も満足できて楽しめる施設になっています。
以前の梅小路蒸気機関車館に、行ったことがあります。扇形車庫は、もう圧巻です!大人の私もテンションが上がりっぱなしでした。蒸気機関車は黒くてとても大きいんです!「こんな黒い塊が動くだなんて・・」と思っていたであろう昔の人の気持ちがよくわかります。本当にすごい迫力です!!
リニューアルオープン時は待ちに待った人たちですごく混むと思いますが、ぜひ行ってほしい!体験してほしい!昔日の日本の鉄道の世界。大人も童心に帰って、子どもと一緒に楽しめこと間違いなしのおすすめです。
京都水族館
2013年3月に開業した水族館です。
展示だけではなく、様々なワークショップやバックヤードツアー、夜の水族館など、学びながら楽しめる体験も実施されています。
チューブ水槽のゴマフアザラシやコの字型水槽はオットセイが通るたびに一緒に海の中にいるように気分になれる隠れ家的場所。間近で泳ぐ海獣たちはとても可愛く気持ちよさそう!
大水槽は神秘的の一言に尽きます。
ウミガメやイワシ、エイなど雄大に泳ぐ姿を海の中から見ている感覚で味わえます。
とっても可愛いペンギンや人気のイルカのショーなど、見所はたくさん!中でも京都の鴨川と由良川をモチーフにした水槽はここでしか見れない秘境で美しい世界。
「生きた化石」とも呼ばれるオオサンショウウオは初めて見る人の多いのでは?
たくさんのオオサンショウウオが積み重なる姿は、驚きと興奮でいっぱいです。日本の古き良き風景を再現した今日の里山ゾーンは田んぼや棚田など緑あふれる空間になっています。
見て回るだけでとても楽しく京都を感じれる水族館。
子どもは興味津々で夢中になりますよ!
いろいろなイベントも行っているので、お出かけ前にはネットなどチェックしてみてください!
我が家も年間パスを購入して何回も行きました!どこもそうですが年間パスだと何回も来れてとてもお得です。オオサンショウウオの数には毎回驚き。近くに梅小路公園もあり、1日楽しめる場所です!
京都市動物園
全国で2番目に古く歴史があり、全国で初めて市民からの寄付によって設立された動物園です。
2016年を目途にリニューアルし、新しくなりました。
様々な動物の繁殖に力を入れており、
- ライオン
- ニシローランドゴリラ
- ヨーロッパバイソン
など日本初の繁殖成功がたくさんある動物園です。
特にニシローランドゴリラは3世代の繁殖に日本で唯一成功しており、動物園では活発に動くかわいい子供のゴリラの姿を見ることができます。
ゾウの森ではアジアゾウ4頭が仲良く遊ぶかわいい姿を見ることができます。
どの動物も近くに感じれるので、子どもは興奮するほど楽しめます。ミーアキャットやレッサーパンダ、ワオキツネザル・・どれももとってもかわいい!小さい動物園ですが、ほとんどの動物に会えるので満喫できます。
以前は砂利だった道も、リニューアルでコンクリートになったのでベビーカーでもガタガタせず、雨でも歩きやすい!
昔懐かしい小さい遊園地もあって、1日楽しめる動物園です。
近くには南禅寺や平安神宮もあり、ちょっと足を伸ばせば大人も癒されるエリアです。
嵯峨野トロッコ列車
1991年から景観地である保津峡に沿って走る山陰本線旧線を利用し、観光鉄道として開業しているトロッコ列車です。
トロッコ亀岡駅からトロッコ嵯峨野駅の7.3kmの約25分間、平均速度、時速約25kmと自転車くらいの速さで、列車にしてはゆっくりですが、だからこそ四季折々の保津川渓谷の景色を思う存分堪能することができます。
観光列車ならではの、工夫されたクラシックなデザインは、とてもユニーク。
赤い車体に山吹色と黒の模様のアールデコ調の5両編成の客車は、木製の椅子と裸電球。寒い季節には石炭ストーブが設置されるなど、一足踏み込めば、ノスタルジックな世界へ。壮大な保津川渓谷の景色を眺めながら、非日常の空間へといざなってくれます。
特に5号車のオープン車両は、窓ガラスのない「ザ・リッチ号」と呼ばれ山の匂いと、渓谷や鳥のさえずりの音、吹き抜ける風、など、都会では味わえない自然の醍醐味を体全体で感じることができます。
トロッコ嵯峨野駅には日本最大級の鉄道ジオラマミュージアムや、技術革新による産業革命の世紀「19世紀」を感じれる「19世紀ホール」などさらに楽しめるようになっています。
大人は懐かしい気持ちになれて、子どもはかわいいおしゃれな列車に大喜び!ゆっくりのんびり、都会の喧騒を離れて壮大な景色を楽しみ癒されることができます。
保津川くだりをしている人とも並走していたら、「おーい!」と手を振ってみるのも人情味溢れていいですね。暖かい季節になると山を彩る美しい花々や心地よい風が、気分を一層高めてくれそうです。ぜひ行って乗ってみて、のんびり贅沢で楽しい時を過ごしてはどうでしょうか。
次はトロッコに!
京都にはよく行く我が家ですが、まだトロッコ列車には乗ったことがありません。
先日、嵐山に行った時に踏切待ちで初めて生でトロッコ列車を見ました。「乗りたい!」と思わせる赤と黒のボディの先頭列車の内部も含めて乗ってみたいと感じました。
京都には有名なお寺や神社がたくさんありますが、それら以外でも十分に京都を満喫することができるスポットがいろいろあります。散策するだけでもリフレッシュになる京都。ぜひ、オススメです!
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