つわりを軽減してくれる、効果的な対処法はないものでしょうか?
つわりの症状が人それぞれ違うように、ラクになる対処法もひとつではありません。他の人からおすすめされた方法が、自分にはまったく効果がないと感じることも良くある話です。
自分に合った対処法を見つけるには、とにかく試してみるしかない!
有名なつわり対処法から、友人から聞いたマイナーな対処方法まで、つわりに効果があるといわれる方法をまとめてみました。色々試して、自分に一番あった解消法を探してみましょう!
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吐き気がひどい時にはどうすればいいの?
胃が空になると、より吐き気がひどくなります。吐き気や胃痛がひどい時は食べものを見るのもイヤかもしれませんが、少しでいいので胃に物を入れるようにすると良いでしょう。
栄養バランスはまだ気にしなくても大丈夫。塩分やカロリーの調整は安定期に入ってからすれば良いので、食べても吐かないものを少量ずつ胃に入れて辛さを軽減させましょう。
- ゼリー
- アイスクリーム
- うどん、そうめん
- 冷たいごはん
- 梅干し
- トマト
- ビスケット
つわりがひどくて入院した友人はビスケットの粉をかじっていたそうですが、私はひたすら干し梅を舐めてしのいでいました。食べられるものは本当に人それぞれですね。
水分補給も忘れずに!
つわりがひどいと水分をとることすら辛くなり、脱水症状を起こしやすいものです。脱水症状が深刻になると、入院が必要になる場合もあります。吐き気が辛くても、少量ずつで良いので頑張って水分を補給するようにしましょう。
つわりに効果的な飲み物は、イオン飲料、炭酸水、緑茶などと言われますが、これも人によって飲めるものと飲めないものがあるかもしれません。私は炭酸水も緑茶も飲めませんでしたが、薄く水で伸ばしたイオン飲料だけなんとか飲めていました。
仕事中の辛さはどう紛らわせばいい?
つわりの最中は、とにかく匂いに敏感になりやすいものです。通勤中の電車の匂いや、街中を漂う食べ物の匂いで具合悪くならないよう、通勤時からマスクを着用しておきましょう。
ペパーミントやレモン、グレープフルーツなどすっきりした香りの精油を、マスクの内側に1滴だけ垂らしておくのも効果的です。
胃が空になってしまうと吐き気がひどくなるので、仕事中でも口に入れられる、飴、ラムネ、グミなどを手元に用意しておきましょう。
あまりにひどい時は、大正漢方胃腸薬のような妊娠中でも飲める胃薬を飲んでしまうのもひとつの手です。私は薬剤師さんに相談した上で、どうしても頑張らなくてはいけないときだけ薬を飲んでいました。
つわりがひどい妊娠初期は、まだ流産の危険性も高い時期です。つわりがひどくて、寝不足や体力の低下が深刻になると、予期せぬ事態を招いてしまうかもしれません。本当に辛い時には、医師や職場にきちんと相談しましょう。
吐き気に効くツボは?
吐き気を抑えるのに効果があるといわれているツボは3つ。このツボを探し出して、気持ち良いくらいの強さで揉みほぐしていけば、吐き気が治まるかもしれません。
【内漢】
手のひらを内側に向けて、手首の皺の中央から、指3本分下がったところにあります。
【裏内庭】
足の裏にあります。人差し指のすぐ下にある、ふっくら盛りあがった部分です。
【足三里】
ふくらはぎの外側にあります。膝の骨から指四本分下がったあたりです。
ツボについて詳しく知りたい人は…:せんねん灸オンラインツボブック
私はツボ刺激だけでなくお灸も据えてみましたが、あまり効果を感じられませんでした。自分ではなかなか上手にツボを刺激できない場合は、近所の鍼灸院に相談するのも良いでしょう。都内には、つわり専門の鍼灸院もあります。
