お部屋のカーテン、毎年ちゃんと洗っていますか?実は、カーテンは汚れがつきやすいもの。
毎日見ていると気が付きにくいのですが、手垢、ホコリ、ヤニ、油がべったりとついて、思っている以上に汚れているのです。
カーテンを汚れたままにしておくと、部屋の悪臭の原因になったり、カーテンの寿命を縮める原因になってしまいます。カーテンは自宅の洗濯機で簡単に洗えます。
大掃除の時は、カーテンも一緒にお手入れしちゃいましょう!
スポンサーリンク
目次
カーテンを洗う頻度の目安は?
汚れが気になるカーテンですが、毎週のように頻繁に洗う必要はありません。
薄くて乾きが早いレースのカーテンは1年に2~3回。厚手のドレープカーテンは1年に1回を目安にお手入れするのが理想だといわれています。
大掃除のタイミングでも、乾きが早い夏でもどちらでもOK。年に1度はカーテンを洗う習慣をつけたいですね。
自宅の洗濯機でカーテンを洗う方法
カーテンを洗う前に、まずは洗濯表示をチェックしましょう。水洗いOKの表示があれば、洗濯機で洗えます。
洗濯機のマークの中に「中性」という文字が書かれているのは、洗濯の時に中性洗剤を使う必要があります。おしゃれ着洗い用洗剤を用意しましょう。
【準備するもの】
- 大型の洗濯ネット
- 衣料用洗剤、おしゃれ着洗い用洗剤
- 酸素系漂白剤
- 柔軟剤
【カーテンの洗い方】
1.カーテンをレールから取り外し、フックを外してなくさないようにまとめておきます。
2.汚れている面を表にして、洗濯ネットのサイズに合わせてびょうぶのように畳んでいきます。細くたためたら、そこからさらに3つ折りにしてネットに入れます。
3.洗濯機に入れて洗いましょう。洗剤だけだと汚れが落ち切らないこともありますので、酸素系漂白剤の併用がおすすめです。柔軟剤で仕上げると、静電気が起こりくくなるので花粉やほこりの付着を防げます。
4.洗い上がったら、フックをつけてカーテンレールに戻しましょう。いつものように下げているだけで、皺なくきれいに乾きます。
濡れたプリーツカーテンはかなりの重さになっています。リビング用の大型のカーテンは、女性ひとりで持ち上げるのは辛いかもしれません。家族のお手伝いが望める日のお洗濯をおすすめします。

カビが生えたカーテンはどうすればいいの?
結露でカビが生えたカーテンを、そのまま洗濯機で洗ってしまうのはNG!洗濯機で洗ってもカビはキレイに落ちません。洗濯機に入れる前に、漂白剤やミョウバン水を使ってカビ取りをしましょう。
【準備するもの】
- カビ取り用漂白剤(白いレースカーテン用)
- ミョウバン水(色柄カーテン用)
- 洗濯用ブラシ
- ボロ布
【カビの落とし方】
1.カーテンが湿っているとカビが落ちにくくなります。まずは完全に乾かしましょう。
2.カーテンのカビの部分の裏にボロ布を当てます。
3.カビに漂白剤(ミョウバン水)を吹きかけます。
4.ブラシでとんとんとカビを叩いて、ボロ布に汚れを落としこんでいきます。
5.カビがキレイに落ちたら、水でよくすすいでから洗濯機に入れて洗いましょう。
洗濯後、ミョウバン水をスプレーで吹きかけておくとカーテンがカビにくくなります。防臭効果もあるので一石二鳥なんですよ。
ミョウバン水についてはこちら
コインランドリーで洗うメリットとデメリット
リビング用のカーテンを自宅の洗濯機で洗うのはちょっと不安という人もいますよね。
そんな時に便利なのがコインランドリー。コインランドリーでカーテンを洗うのには、こんなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 汚れがひどいカーテンを洗っても、自宅の洗濯機が汚れない
- 家の洗濯機で洗えないような大型のカーテンでも洗える
デメリット
- 濡れてずっしり重たくなったカーテンを持ち帰るのが大変
カーテンを乾燥機にかけるのは絶対にダメ。縮んで使い物にならなくなってしまいます。ですので、コインランドリーでカーテンを洗濯すると、水を含んで重くなったまま自宅まで持ち帰らなくてはならなくなってしまいます…。
寒い季節に濡れて重たいカーテンを運ぶのはなかなか大変。特に事情がない場合は、自宅の洗濯機でのお洗濯をおすすめします。
