七五三の主役は子供。とはいえ、晴れの日にきれいに着飾った子どもの隣に立つ親は、何を着れば良いのか悩んでしまいますね。
写真を残すことを考えればおめかしをしたい気持ちもありますが、小さな子供を連れての参拝だと何があるか分からないので、なるべく身軽でいたいという気持ちもあると思います。
着物、フォーマルスーツ、ワンピースと色々な意見がありますが、どれが正解なのしょうか。
今回は七五三の親の服装について調べてみました。
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目次
主役は子供!親は子供よりも格下の服を
七五三のお参りの服装に、厳格な決まりはありません。けれど、子供はカジュアルな服装なのに親だけ着物といったような、誰が主役がわからない組み合わせはNG。親の服装を選ぶ基準は、子どもが主役だとはっきりわかるように“子どもより格下の服装”をすることです。
・子供が和装の場合…
着物(訪問着、色無地、附下)
フォーマルスーツ
・子供が洋装の場合…
フォーマルスーツ
ワンピース
また、夫婦の服装の格があっていないとちぐはぐな印象を与えてしまいますので、ママが着物を着た時はパパも着物や礼服、ママがフォーマルスーツを着た時はビジネススーツ、ママがワンピースを着た時はカジュアルスーツやジャケット&スラックスと、こちらも格を揃えると良いですね。
七五三におすすめの親向け着物
滅多にない機会だから、家族みんなで着物を着たい。けれど着物は着付けやら何やら料金が嵩んでしまいそうで不安…という人には、自分ひとりでも3分で着付けが出来ちゃうみやこもんのレンタル着物がおすすめ。
紐でさくさく結んでいけるのであっという間に自分で着られて、苦しくないのに、子どもを抱いても着崩れません。
男性用レンタルもあり、夫婦ペアでレンタルすれば1000円引きになります。
七五三におすすめのフォーマルスーツ
子どもが3歳の初めての七五三の場合、翌春には幼稚園や保育園の入園式を迎える家庭が多いと思います。今フォーマルスーツを買っておけば、入園式にもそのまま着ることが出来ますよ。
七五三や入園式は、ブラックやネイビーといった暗いカラーよりも、華やかで明るいライトベージュ、ホワイト、パステルカラーのスーツがおすすめです。
七五三におすすめのワンピース
機動性を重視するなら、動きやすいワンピーススタイル。伸縮性のあるジャージー素材のカシュクールタイプのワンピースなら、きちんとして見えるのに、動きやすく、赤ちゃんへの授乳も楽ちんです。
シンプルな無地デザインなので、インナーや羽織るものを変えれば印象もがらりと変わり、様々なコーディネイトを楽しめます。
七五三の親のメイクや髪型は?
こちらも細かい決まりはありませんが、神様にお会いするのに失礼にならないように、清楚で上品な雰囲気に仕上げたいものです。髪型は着物ならアップヘア、ワンピースやフォーマルスーツの時もお辞儀をしても崩れにくいハーフアップヘアがおすすめです。
おすすめヘアスタイル1.和装にも洋装にもOKのギブソンタック
1.髪全体をゆるく巻いておきます。
2.両サイドにひと束分毛を残して、後ろ髪をひとつにまとめます。
3.まとめた髪を結び目に通してくるりんぱします。
4.サイドに残した毛をくるりんぱした毛束の上で一つにまとめます。
5.サイドの毛も結び目に通してくるりんぱします。
6.サイドの毛束を、後ろ髪で作ったくるりんぱに通します。
7.後ろ髪の毛先も同じように通します。
8.毛先が出なくなるまでぐるりんぱに髪を通して、ピンでとめたら完成です。
おすすめヘアスタイル2.バレッタがアクセントの簡単ボブのハーフアップ
1.サイドの髪を3つ編みにして細いゴムで留めます。
2.3つ編みがルーズになるように、軽くほぐしていきます。
3.反対側も同じようにルーズな3つ編みを作ります。
4.両耳の上から指を入れてトップの毛を取り、ゴムで結んでくるりんぱします。
5.トップがぺたんとしないように、少しトップの毛を出してボリュームを出します。
6.くるりんぱの根元に、サイドの3つ編み2本を合わせます。
7.ゴムの結び目をバレッタなどで隠せば完成です。
8.お好みでヘアアイロンで残した毛を巻いていくと、更に華やかで軽やかな仕上がりに。
最後に
これらの服装やヘアアレンジは、お参りの日だけでなく写真撮影の時にもぴったりです。
七五三は子どもの準備が大変で、つい自分のことは後回しになってしまいがち。子どもが小さいうちはなかなか自分の準備に手をかけるのは難しいので、今回ご紹介した簡単着付けの着物や簡単ヘアアレンジをぜひ活用してみてくださいね。