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【2016年版】七五三のお参りはいつ?混雑する時期は?

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七五三

11月15日は七五三。
子どもの健やかな成長を祈って、お寺や神社を詣でる日です。

七五三は、1681年に江戸幕府五代目将軍の徳川綱吉の長男徳松の健康を祈って始まったといわれています。

七五三はその名の通り、7歳・5歳・3歳の節目をお祝いする行事ですが、年齢の数え方も数え年なのか満年齢なのかによっても大きく変わってきます。

七五三はいつお祝いするのがベストなのか」、そんな素朴な疑問にお答えします。

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七五三の由来

何故、7歳・5歳・3歳という年齢でお祝いするかご存知ですか?

これらの年齢を節目とする七五三は、平安時代から続く古い儀式が時代に合わせて少しずつ変化してきたものだと言われています。

・3歳 髪置きの儀…男女

平安時代では、3歳までは男の子も女の子も坊主頭で過ごしていました。赤ちゃんの頃に毛を剃ると、その後健康な毛髪が生えてくると信じられていたためです。

3歳の誕生日を迎え、「髪が白髪になるまで長生き出来るように」と願いながら、髪を伸ばし始める…これが七五三の三歳の祝いの由来になった“髪置きの儀”なのです。

一部では「男の子は五歳のみで三歳はお祝いしない」という説もありますが、由来となった髪置きの儀は男の子も女の子もお祝いする儀式でしたので、ルーツから考えれば、男の子も三歳でお祝いした方が良いといえるでしょう。

・5歳 袴着の儀…男

昔の男の子は五歳の誕生日を迎えると、子供用の着物を卒業し袴を着るようになりました。はじめて袴を着るお祝いを、袴着の儀といいます。

平安時代までは袴着の儀は女の子も一緒にお祝いしていたものですが、江戸時代頃から男の子だけのお祝いになったといわれています。

・7歳 帯解の儀…女

女の子が紐つきの簡易な着物から、しっかりと帯で留める着物に着替えるのが7歳の帯解の儀です。帯で留める着物を着る大人の女性の仲間入りとして、古くは鎌倉時代からお祝いされてきたといわれています。

帯解の儀も昔は男女関係なくお祝いしていたようですが、江戸時代の頃に男の子は5歳の袴着の儀、女の子は7歳の帯解の儀と分けるようになり、現在の七五三のスタイルが出来上がりました。

数え年でも満年齢でも大丈夫!

満年齢というのは、生まれた時を0歳として、誕生日が来るごとに1歳ずつ年を数えていく方法です。現代ではこの満年齢を使うことがほとんどですね。

【2016年 満年齢で七五三を迎える子どもは…】

  • 3歳:2013年(平成25年)生まれ
  • 5歳:2011年(平成23年)生まれ
  • 7歳:2009年(平成21年)生まれ

昔使われていた数え年は、生まれた時を1歳として、誕生日ではなくお正月がくるごとに1歳ずつ年を重ねていくという数え方です。

ですので、元旦~その年のお誕生日を迎えるまでは満年齢の+2歳、お誕生日~大みそかまでは満年齢の+1歳が数え年ということになります。

【2016年 数え年で七五三を迎える子どもは…】

  • 3歳:2014年(平成26年)生まれ
  • 5歳:2012年(平成24年)生まれ
  • 7歳:2010年(平成22年)生まれ

昔は数え年で年齢を数えていたため、皆数え年で七五三をお祝いしていましたが、現在は数え年でも満年齢でもどちらでも良いとされています。

子どもがまだ1歳~2歳の小さいうちですと、撮影や和服の着付けを嫌がって本当に苦労します。特に3歳のお祝いは満年齢でのお祝いをお勧めします。

7歳のお祝いの頃は、ちょうど永久歯が生え換わる時期と重なっています。「せっかく素敵な着物を用意したのに、前歯がないせいで笑顔がなんだか間抜けな写真になった」と嘆くお母さんもいたので、特に写真撮影のタイミングには子どもの歯の様子も気にしたいところですね。

お参りは11月15日じゃないといけないの?

七五三

2016年の11月15日は平日の火曜日。子供たちは幼稚園や学校がありますし、大人はお仕事の人が多いのではないでしょうか。

七五三のお祝いは厳密に11月15日でなくとも大丈夫。現在では、10月から11月にかけての過ごしやすい時期にお参りに行く人が多いです。

七五三のお参りが混雑するのは、11月15日の前後の週末と大安にあたる週末だといわれています。

2016年は、

  • 10/9(日・大安)
  • 10/15(土・大安)
  • 11/12(土)
  • 11/13(日・大安)
  • 11/19(土・大安)
  • 11/20(日)

が該当しますので、子どもに和服を着せてお参りをする予定の人や、子どもがまだ小さい場合は、さっとお参りを済ませて帰れるようにこれらの日にちは避けた方が良いかもしれません。

子どもの体調に合わせて!

七五三は子どもが主役のお祝いですが、混雑した神社や慣れない和服は時に子どもに大きな負担をかけてしまいます。

七五三はこの日でなければいけない!と決まっているわけではないので、子どもの成長や体調に合わせて、なるべく調子が良い時に楽しくお祝いしたいものですね。

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