気温が高く食べ物がすぐに傷んでしまう夏は、冷蔵庫が大活躍!その分、冷蔵庫が壊れやすい時期でもあるってご存知でしたか?
我が家では私が11年前に購入したオンボロ冷蔵庫がまだ現役なのですが、今まで二度冷えなくなったことがあります。いずれも、夏休みの一番暑い時期の出来事でした。
冷凍庫のアイスが解けかけている、冷蔵庫があまり冷えなくて食べ物の傷みが早い…
そんな症状が出たら、まずこれらのポイントを確認してみましょう。
我が家はこの方法で二度買い替えから逃れられました!
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冷蔵庫が冷えない原因を突き止めよう
チェック1.冷蔵庫の側面を触るとあたたかい?
あたたかい → チェック2へ
熱い → A.放熱不良が原因かも
冷たい → B.霜が原因かも
チェック2.冷蔵庫の中身は隙間もないくらいパンパンだ
YES → C.詰め込みすぎが原因かも
NO → チェック3へ
チェック3.ドアは隙間なくしっかりしまっている?
YES → 自宅では直せない本格的な故障かも。販売店へ連絡をしましょう。
NO → D.ドアのパッキンが汚れているのかも
冷蔵庫の側面を触って、「熱い!」と感じるほど熱を持っていたならば、上手に熱を放出出来ない、放熱不良の状態に陥っているかもしれません。
- 冷蔵庫の側面にメモやプリントをマグネットで貼り付けている
- 冷蔵庫が壁や棚と隙間なくぴったりとくっつけて設置してある
- 直射日光が冷蔵庫に当たる
- 炊飯器やオーブンなど熱を放つものが冷蔵庫の隣にある
これらは冷蔵庫が放熱不良を起こす原因となるので、ひとつでも当てはまる状況があればすぐに改善しましょう。
冷蔵庫の故障の原因で一番多いのは、冷蔵庫の中の水分が凍って出来た霜。完全に冷めていない食品を冷蔵庫に入れたり、長時間ドアを開けていて外気が入り込むと霜がつきやすくなるといわれています。
霜を取るのはカンタン。
冷蔵庫の中の食品をすべて発泡スチロールや保冷バッグへと退避させて空っぽにし、コンセントを抜いて、ドアを開け放ったまま半日~一日冷蔵庫を放置しましょう。常温で放置することによって、溜まった霜が溶けてなくなります。
我が家はこの方法で、冷えなくなった冷蔵庫が復活しました。
冷蔵庫を見渡しても霜は見えなかったのですが、どこか見えない場所に霜が溜まっていたようです。放置するだけと修理方法自体はカンタンなのですが、霜を取っている間、冷蔵庫の中身を腐らないように保管しておくのがすごく大変でした。冷蔵庫を隅々まで掃除する良いきっかけにもなるんですけどね。
暑い時期は食品がすぐに傷んでしまうので、ついつい冷蔵庫になんでも食品を詰め込んでしまいますが、食品が冷風口を塞いでしまうと、冷風がうまく循環せずに食品が冷えない原因になってしまいます。
冷蔵庫は100均のかごや仕切り棚を上手に使って、いつもすっきりと整頓しておきましょう。冷蔵庫で上手に食品を冷やすのには、容量の70%程度までにとどめておくのが良いといわれています。
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冷蔵庫が狭くてどうしても入らない時は、ジップ付き袋が便利でし。食品コンテナよりもスペースを取らずに食品をしまっておけます。
きちんとドアを閉めたはずなのに、いつの間にかドアがうっすら空いてしまい、そこから冷気が漏れてしまっている…。
ドアがきちんと閉まらないのは、パッキンに原因があります。
ドアがきちんと閉まらないのは、パッキンに付着した粘着性の汚れのせいかもしれません。食器用洗剤を薄くつけたふきんをつかい、冷蔵庫のパッキンとその周辺を良く拭き取ってみましょう。
我が家の11年目の冷蔵庫はパッキンに割れが生じているので、最近ドアがきちんとしまらないのはそのせいかな…と半ば諦めていたのですが、汚れを拭き取ったら驚くほどきちんと閉まるようになりました。
最後に
冷蔵庫は単純なつくりの分、壊れてしまったら即買い替えというイメージが強いのですが、意外と簡単な修理でなおることも多いのです。
「冷蔵庫が冷えが悪いな」と思ったら、まずはこれらの方法を試してみてくださいね。
これらの方法でも良くならずに考えを検討している人は、冷蔵庫が安くなる8月後半から9月前半がおすすめですよ!