子供たちは夏が大好きですが、私は夏が嫌いなんです。
嫌いな理由のひとつめは、暑い。暑いだけでなんだか気分がイライラするし、あの汗がべたべたとまとわりつく感覚が本当に苦手なんです。
そしてもう一つの理由は、虫!!
夜中に耳元で「ぷぅ~ん」といういやな音がして目を覚ますあの感覚。かゆいとついつい掻き毟ってしまって、気付けば腕や足に傷を残してしまったり。
もう若くないので、うっかり傷を残してしまうと半年は消えないから困ってしまうんですよね。
夏の大敵である暑さと虫。昨年、これを解決してくれる便利なアイテムに出会いました。ワンコインで購入出来て、夏の不快なものをまとめて解決してくれる、便利なハッカ油の魅力についてご紹介していきます。
スポンサーリンク
ハッカ油ってなに?
ハッカ(薄荷)とは、ミントの和名。歯磨き粉やガムでおなじみの、すーっとした清涼感を味わえるハーブのことです。ハッカ油は、この清涼感がある薄荷から抽出したエッセンシャルオイルなんです。
エッセンシャルオイルというと値段が高くてほんの少ししか入っていないイメージですが、ハッカ油は20mlでamazonなら500円前後と安くて大容量!近所の薬局などでも手軽に購入出来ます。
500円でひと夏快適に過ごせるというのだから、これは見逃せませんね。
ハッカ油の使い方1.涼む
暑かったのでベッドにハッカ油まいたらまきすぎて体感温度7度ぐらい下がってしまった 毛布巻いてる………凍死する………
— まよなか (@may0naka) July 18, 2016
ところでハッカ油入り水を首の後ろ側にシュッとして家を出たのだけど、電車の中で寒いくらいに感じるわ
— むらくもーさん (@DD_MuraKumo) July 18, 2016
多分北極風呂を体験したいなら、薬局で精製ハッカ油を買ってきて10滴とか入れるだけで再現できるし、よほど安いと思う。※あくまで個人の感想です。まずは3滴程度から少しずつ増やしてお試しください。入る前によく撹拌して油滴を細かくしてから入ってね。夏は重曹とハッカ油の組み合わせが最強。
— 工房もりふくろう@博ふぇす夏コミ不参加 (@toomanyowls) July 19, 2016
- お風呂に数滴垂らしてクール入浴剤として
- ボディソープやシャンプーに数滴混ぜてクールシャンプーに
- 市販の化粧水に数滴混ぜて、お風呂あがりのひんやりボディローションに
- 無水エタノール(精製水でもOK)で希釈して、ボディスプレーに
- 冷たい濡れタオルに数滴垂らして身体を拭く
- アロマオイル使用可能の扇風機に
ハッカ油を肌に含まれているメントールには、皮膚に「冷たい」という信号を出させる効果があるので、肌に乗せるとひんやりとした感覚を得ることが出来ます。
その効果はTwitterでも話題になっている通り強力で、うっかり入れすぎてしまうと「涼しい」を通り越して、真夏でも「寒い」とガタガタ震えるほど。
注意点!
ハッカ油塗ってもすーっとするだけで熱は逃げないから注意だぜ…でも風呂あがりの汗ベトが和らぐからやめられんのよねぇ
— 亀屋@貧血再来 (@KameDouRaku) July 18, 2016
一点気をつけなくてはならないのは、メントールは皮膚に「冷たい」という信号を出させているだけなので、実際に身体を冷やす効果はありません。なので、ハッカ油で涼しくなったからと油断は禁物。
しっかり水分補給をしたり、体の熱を放出しないと、熱中症になってしまう恐れがあります。
ハッカ油の使い方2.虫よけに
ベランダにGの赤ちゃんいたからハッカ油たらしたらガタガタガタってなって死んだ。
はよ引っ越したい。— あまさわ (@amasawa83) July 19, 2016
ハッカ油いいですよ~。台所のコバエ対策に使ってます。
— 望月 蒼 (@motizuki) July 18, 2016
そろそろ暑くなってきたので朝風呂には2〜3滴のハッカ油。
スースー気持ちいいし、1日蚊に刺されない。
山小屋のシンクに夜1〜2滴垂らしておけばカマドウマも来ない。
あとは絞った雑巾に垂らして網戸拭けば虫も寄ってこない。 pic.twitter.com/AXjWB4nnhi— リベット (@rivet999) June 9, 2016
- 子供にも使えるナチュラルな虫よけとして
- 網戸や玄関にスプレーして虫の侵入防止に
- キッチンの三角コーナーやゴミ箱のコバエ除けに
- ガーデニングの植木鉢に寄ってくるコバエ除けにも
蚊やコバエなどの虫は、ハッカ油の清涼感のある強い香りが苦手。ハッカ油の匂いがするところにはあまり近づかないので、薬品を使わないナチュラルな虫よけとして使うことが出来ます。
料理をするキッチンや、小さな子供がいる家庭では、なんだか分からない薬品はあまり使いたくないものですが、天然のハーブから抽出したハッカ油なら安心して使うことが出来ますね。
ハッカ油の使い方3.消臭殺菌効果
ハッカ油を5滴に変更すると“制汗スプレー”にもなるらしいので、100均の小さなスプレーボトルに入れて持ち歩くといいかもね。早速やってみたけど、ハッカくさいのは最初だけで時間が経つとそんなに気にならない。でも殺菌作用や消臭効果は持続するみたいだからいいね。
— みほりんこ (@MstyleWork) July 16, 2016
https://twitter.com/akiharyo/status/753453676384051201
- デオドランドスプレーとして
- ルームスプレーとして
- 掃除のとき雑巾に数滴垂らして
- 洗濯の時に柔軟剤に数滴混ぜて
- 風邪や花粉症の時マスクの内側に1滴垂らして
メントールには、殺菌消臭効果もあります。家中を磨く雑巾に少量垂らせば、家の中がすっきりミントのさわやかな香りになりますし、洗濯物の生乾きの匂いが気になるときには柔軟剤に数滴混ぜれば、いやな匂いがなくなります。
ハッカ油の使い方4.花粉症・風邪の辛さ対策に
鼻水と鼻づまりで苦しいなと思って試しに鼻の下にハッカ油塗ったら鼻の通りがかなり良くなった\('ω')/これは快適
— むー (@kmuu_13) July 8, 2016
以前タイのお土産として、鼻炎や花粉症に効くヤードムという嗅ぎ薬をいただきました。鼻につけるとすーっとミントの香り。
これはハッカ油でも代用できるのでは?と思い、最近は鼻がムズムズしたり、詰まって苦しい時には、マスクの内側に1~2滴ハッカ油を垂らして過ごしています。
ハッカ油は夏だけでなく、風邪が流行する冬や花粉症が辛い春にも大活躍するので、万が一使いきれなくても安心です。
どくだみ化粧水に混ぜるのがおすすめ!
一本でこれだけたくさんの使い方が出来るハッカ油は本当に便利。
私は割高な無水エタノールや精製水は使わず、リーズナブルで肌に優しいどくだみ化粧水にハッカ油を数滴混ぜ、消臭虫よけ涼感スプレーとして持ち歩いて子供と一緒に使っていますよ。