毎週金曜日に子供たちが持って帰ってくる上履き。室内で履いているはずなのに、何をどうしたらここまで汚なくなるの!?と思うくらいに真っ黒に汚れていたりしますよね。
小さな子供の靴は、市販の大きい靴ブラシでは洗いにくく、必死でごしごし洗っても思うように綺麗になってくれません。毎週末子供の上履き相手に奮闘中の私は、先輩ママたちはどのようは方法で子供の靴を綺麗にしているのか気になり、子供の上履きや運動靴の洗い方を徹底的に調べてみました。
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頑固な汚れにはまず浸け置き
黒ずんだ靴の汚れはこすってもなかなか落ちません。まずは汚れが落ちやすくなるように、浸け置きをしておきましょう。
まずは泥を落とすために靴を軽く水洗い。そして、バケツにぬるま湯を張り衣料用洗剤を軽く溶かし、そこに靴を浸けこみましょう。漬け置く時間は汚れ具合にもよりますが、30分~1時間ほど漬けておくのがおすすめ。汚れがひどい時には、一晩そのまま置いて翌日に洗うと良いでしょう。
バケツに漬けこんでも靴が浮いてきてしまうことがあるので、途中で靴を裏返すなどして全体がきちんと洗剤に浸かるようにするのが大切です。
洗剤をつけてブラシでこすり落とす
洗剤に浸け置きし、汚れが落ちやすくなったら、洗剤をつけてブラシでこすります。大人用のシューズブラシは大き過ぎるので、子供用のミニサイズのものを使います。子供用ブラシでも入らない15cmより小さい靴は、古くなった歯ブラシを使って磨くと隅々まで綺麗になりますよ。
靴を洗う洗剤は衣料用洗剤でもOKですが、上履きを真っ白に洗いあげたいときには漂白剤や蛍光増白剤を使った固形石鹸が効果的です。
ウタマロ石鹸
発売から50年以上ママたちに愛されているウタマロ石鹸は、泥や食べこぼしなどの頑固の汚れを真っ白に洗いあげてくれます。除菌・漂白効果があるので靴下や靴を洗うのにぴったりですね。
エネロクリーン
洗濯のプロであるクリーニング屋が愛用する業務用の固形石鹸です。頑固な油汚れや泥汚れも、真っ白に洗いあげてくれます。
これらの蛍光増白剤入りの石鹸は、色柄物に使うと色落ちする恐れがあります。上履きや靴下以外のものを洗う時は、必ず目立たない場所で試してから使用してください。
洗いあがった靴を乾かすのはどうすれば良いの?
汚れを落とした靴は、洗剤成分が残らないように良くすすいでください。洗剤成分が残ったままだと、靴の黄ばみの原因になってしまいます。びしょびしょのまま干すと乾くまでに時間が掛かり悪臭の原因につながるので、すすぎ終わったらタオルで良く水気を拭き取ります。
洗濯機の脱水を使用する場合は、シューズ専用の洗濯ネットを使うか、タオルでくるんでゴムや紐で止めてから洗濯機に入れると、靴や洗濯機を傷めずに脱水することが出来ます。
水気を切った靴は風通しの良い日陰で陰干しします。日光に当てて干せば殺菌効果や消臭効果が期待出来るのですが、靴底のゴムの劣化が早まるのでなるべく避けましょう。そのまま地面に置いて乾かしても良いですが、爪先を下にして立てかけたり、ハンガーを使って吊るした方が早く乾きます。
市販されている靴用ハンガーも便利ですが、家で余っている針金ハンガーの両端を上に軽く折り曲げれば、自家製靴ハンガーとして使えますよ。
靴は洗濯機で洗っていいの?
靴専用の洗濯ネットが市販されているくらいですので、勿論洗濯機で洗うことが出来ます。ただし、そのまま汚れた靴を洗濯機に放り込むのは絶対にやめて!靴についた砂利や泥が洗濯機に入り込むと、故障の原因になってしまいます。必ず予洗いをして、砂利や泥を良く落としてから洗濯機に靴を入れるようにしてください。
気になる汚れの落ち具合ですが、やはり手洗いのように隅々までピカピカとはいかないよう。いくら洗剤を入れて洗うとはいえ、外を歩いた靴を洗濯機に入れるのは、衛生面に気になるという声も多く、洗濯機で靴を洗うママは少数派のようです。
[char no=7 char="ファイト"]頑固な汚れの靴洗いはかなりの重労働ですが、真っ白に洗いあがった時には、なんだか心まで晴れやかな良い気分になりますね。子供用のシューズブラシは100均でも購入出来ますので、週明けに子供がぴかぴかの靴で過ごせるよう、一緒に靴洗いを頑張りましょう![/st-kaiwa1]