洋生菓子を買ったときなどについてくる「保冷材」。
夏場のお弁当袋に一緒に入れたり、腫れを冷やす応急処置など様々な用途で使える便利アイテムですが、あまりにも増えすぎるとやはり捨てなければならない時が来ますよね。しかし捨てると一口に言っても、保冷材はそもそも燃えるゴミ?外側のビニールはプラスチックごみだとしても、中のジェルは?分別はするべき?など疑問点はたくさんあるはず。
そこで今回は、自治体のごみ回収について、保冷材の「寄付」、再利用アイディア、の三点をご説明していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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基本的には可燃ごみ!自治体のごみ回収について
なんだか分別の難しそうなイメージのある保冷材ですが、調べてみたところ「燃えるごみ」として回収を行っている自治体が多数でした。つまり、生ごみ等の家庭ごみと一緒に自治体ごとに決められた曜日に回収されるということなので、捨てること自体はそこまで複雑な手順は必要ないということですね。
しかしまれに「燃えないゴミ」「プラスチックごみ」として回収する自治体もありますので、念のためお住まいの自治体に問い合わせor自治体のホームページなどで捨て方を調べてみることをお勧めします。
捨てる際にビニールと中身を分別しなければならない場合は、水道内で固まってしまう危険性があるので中身のジェルをトイレや水道に流さないように気を付けましょう。
捨てるのは勿体ない!保冷材の「寄付」考えてみて
皆さんは、国際社会支援推進会「ワールドギフト」をご存じですか?この団体は、「不用品を寄付、社会支援に再利用し、失われていく命・未来を守ること」を使命として掲げていて、保冷材もその「再利用できる不用品」として寄付の対象になっています。
保冷材などの冷却材は、は気候が暑い地域の発展途上国においては特に喜ばれているようです。
寄付方法ですが、まずワールドギフトのホームページのメールフォームから、【荷物の集配依頼をする→注意事項・確認事項の書かれている返信メールの通りに準備をする→希望した日時に宅配業者が集荷】という流れになっています。
集荷にはサイズによって料金がかかります。興味のある方は一度ホームページをご覧になってみてくださいね。
簡単!保冷材の再利用アイディア
保冷材は食品などを冷やすために使うものだ、と思っているあなたにぜひ試していただきたいのが「不要な保冷材で簡単芳香剤作り」です。保冷材で芳香剤?と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はなかなかポピュラーなリサイクル方法なのです。
作り方は簡単!
②ジェルを容器に入れて、好みの香りのアロマオイルを入れる
たったこれだけです。食紅で色を付けたりもできるので、見た目にも楽しめる芳香剤が手作りできるということですね。芳香剤としての効果も中々優秀なので、一度試してみてはいかがでしょうか。
保冷材の捨て方が意外にも簡単で拍子抜けした方も多いかと思います。寄付にリサイクルにと選択肢はたくさんありますが、できれば環境に負担をかけない心がけを忘れずに処理したいものですね。