今まで毎日出ていた赤ちゃんのうんちが今日は1回も出ていない!
翌日には出るだろうと思っていたうんちが2日も出ていない!
なんて、心配したことありませんか?
1~2日うんちが出ていないと「便秘」になるのでしょうか?赤ちゃんの便秘は何を基準に「便秘」と言うのでしょうか。
できることなら、毎日出て欲しいうんちですが、成長していくにつれて出ない日も増えてきます。
今回は赤ちゃんの便秘について解消法も合わせてご紹介します。
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何を基準に「便秘」とするの?
個人差があるので、はっきりとは言えません。
「何日間出てないから便秘です」とは決めつけることはできないということです。
例えば、1日5回以上出ていた赤ちゃんが翌日は1日1回or全く出ないならば便秘気味かもしれません。
しかし、2日に1回ペースの赤ちゃんが3日に1回になった、という場合は便秘ではないでしょう。
1日出なくても、1日おきや翌日以降通常に出れば問題はありません。普段から1日何回のうんちとおしっこをするとカウントしておけば、ちょっとした変化にも気づくことができます。
私もチビちゃんの成長記録を手で書く日記は無理だ、と思ったので携帯のアプリで「育児メモ」がありそれを活用していました。
そのアプリは授乳・うんち・おしっこなど必要な項目がスタンプになっているので簡単に押すだけで記録ができたので面倒くさがりの私でも続けることができました。それを見れば、何を何回した・・など一目瞭然なので便利でした。
便秘のサイン
実際に便秘でしんどい場合には、以下のことが考えられます。
2.うんちを出すときに泣いたり痛そうにする
3.ミルクや母乳の飲みが減っている
4.下腹部を押すと硬く張っている感じがする
いずれかに当てはまるようであれば、便秘かもしれません。
うんちをしたいのに出せない、というのは赤ちゃんも辛いことです。硬くなったうんちでお尻が痛くなって切れてしまうこともあります。
自宅で無理に解消しようとせずに、病院で対処してもらうことをおすすめします。
赤ちゃんの便秘の原因は?
母乳の質が悪い
これは良く聞きます。お母さんが食べている食品で便秘になりやすいかがわかります。
油分など脂肪分を含む食品を食べたお母さんの母乳は、脂肪分が多い母乳になります。ですので、ドロドロで、赤ちゃんの未発達の腸に負担がかかりうまく消化が出来ない状態になります。
赤ちゃんの便秘を防ぎたい場合は、和食や食物繊維が含まれる食品を摂るようにしましょう。
またお母さんの水分補給が少ないと母乳の質も悪くなります。母乳の場合はたくさん水分を必要としますので日頃から水分補給をしっかり摂りましょう。
新生児の頃は「ファーストフードや甘いものは食べたいけど我慢!」って思って頑張っていましたが、だんだん慣れてくると少しぐらいいいか、食べた後は野菜を摂ろう!などちょと自分勝手になったことも。。
食べずにストレスになるようであれば、週1回と決めて食べるなど赤ちゃんや母親に悪影響が色々出るのは避けてうまく調整すればいいと思います。
ミルクが合わない
ミルクの成分に含まれている微量の成分によって、便秘になることがあります。
様々なミルクの種類があり、メーカーによっては成分も異なることがあるので、ミルクを変えると便秘が解消されたというケースもあります。
赤ちゃんの水分不足
赤ちゃんは、汗をかきやすく水分不足があるとも言われています。
母乳栄養の場合は、母乳量が足りていないなどもあるかもしれません。足りているかどうかはとてもわかりにくいので体重の増加をチェックし、医師や助産師さんに相談してみましょう。
また沐浴後や夏の暑い日は、汗もかくので赤ちゃん用の麦茶や白湯などでも補ってあげましょう。
お尻が痛い
オムツかぶれや排泄の痛みで出せず、出したいけど我慢してしまいひどくなるケースがあります。
切れ痔などになると血も出て、大人同様の痛みがあります。
我が家のチビちゃんも離乳食を始めた頃から便秘気味になり、最終的に出なさすぎてお尻から血が出ました。
母乳もあげていましたが、今思えば、水分不足だったのかな・・とも思います。うんちをするたびに泣きわめき、見ている側としてはとても辛かったです。
病院でワセリンをもらい、塗ってお尻を保護し便秘解消法を色々試しました。
便秘解消法
「の」の字マッサージ
便秘の時はまずはこれ!というくらい有名でしょうか。
お腹をひらがなの「の」の字を書くようにマッサージします。あまり強く押さえずに、優しく動かしていきます。
大腸に沿うようにマッサージするのがポイントなので、お腹を大きく肌に手を密着させてグルリと時計回りに円を描いていきます。それを何回か繰り返します。
大腸の出口が張っている場合は、うんちがたまっているかもしれません。ゆっくり上下にさすってあげてください。
「大きく」「ゆっくり」がポイントです。腸の動きが活発になることを願って丁寧にマッサージしてください。
綿棒を使う
「浣腸」のような感じです。
綿棒にワセリンやベビーオイルをつけて滑りをよくします。
肛門に綿棒をゆっくり入れて、その後綿棒を数回出し入れします。肛門を刺激することで便意を催すのを促します。
綿棒を深く入れすぎると大腸に傷をつけてしまい良くないので入れる際は慎重に丁寧にします。
赤ちゃんによってはすぐに反応があり、なんども試しがちですが癖になりやすいので気をつけましょう。
砂糖水
糖分はうんちを柔らかくする働きがあり、甘いため赤ちゃんも口にしやすいようです。
お湯に砂糖を溶かして砂糖水を作ります。
水の量に対して、砂糖を5%の割合で溶かし適温にして飲ませます。
この砂糖水、昔からあるやり方ですが、砂糖なので虫歯も気になります。最近は、この砂糖水に変わって「オリゴ糖」が注目を浴びています。
オリゴ糖
オリゴ糖は砂糖より甘みが控えめで、大腸に届いたオリゴ糖は整腸作用があるビフィズス菌を増やす働きをしてくれます。
母乳にも含まれていて、腸内のビフィズス菌を増やすことで便秘解消につながります。水に混ぜて飲ませることができます。
私の経験談
私もチビちゃんが便秘かな?と思った時は、綿棒しました。。
とーっても嫌がりましたが、1~2回目あたりはすぐにうんちも出て綿棒効果抜群でしたが、何回か使っているとマンネリ化して効き目も悪くチビちゃんに負担があるだけ・・・
オリゴ糖は知らなかったので、病院で便秘解消の薬をもらったような気がします。
離乳食を始めると、どうしても便秘気味になりがちです。食物繊維のさつまいもを多くあげていましたが即効性には欠けます。離乳食で便秘が気になるようならオリゴ糖も一緒に飲ませてあげるといいかもしれません。
オリゴ糖は赤ちゃんが口にするものです。種類は色々あるようですが、安心してあげれる品質の高いものがいいです。人工的だったり、添加物が入っているものもあるようなので購入の際にはチェックした方がよさそうです。
こちらのカイテキオリゴが赤ちゃんにも安心して使えるとママに人気のようです。
赤ちゃんにとっても「腸」がとても大切だということがわかります。大人もそうですが、「腸」で健康がわかるというくらいです。
腸内環境を整えて、元気に大きくなっていって欲しいですね。