大人だけでなく、小さな子供も夢中になるスマートフォンやタブレット。
おもちゃの代わりとして子供に手渡せば、しばらくの間静かにしてくれるので、ついついスマホに子守りを任せてしまっているママも多いのでは?
ですが、あちこちで見かける「幼児にスマホは良くない!」という注意喚起。便利なものだけど、子供にこのまま使わせて良いのか悩んでしまいますね。
今回は便利なスマートフォンやタブレットが、子供にどんな影響を及ぼすのか、そのメリットとデメリットをまとめてみました。
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スマホが子供に及ぼす悪影響
1.スマホ依存症に注意!
中毒性が強いスマホゲームなどが流行し、大人の間でもスマホ依存症が問題になっていますが、まだ心が発達途上でで我慢や自制が出来ない子供にとってもスマホ依存は大変危険なものです。
英国では、1日4時間iPadで遊んでいた4歳の女の子がi Pad依存症だと医師に判断された事例もあります。
依存症にならないためにも、スマホやタブレットを子供に使わせる時は1日15分~30分程度と時間を決めて遊ぶようにしましょう。
2.視力低下に注意!
スマホやタブレットから発せられるブルーライトは、可視光線の中で最も刺激が強いものです。
このブルーライトはまだ未発達の子供の目にとってかなり大きな負担になり、視力低下の原因になるといわれています。
長時間使わせないことに加え、スマホやタブレットにブルーライトをカット出来るフィルムを貼るなどして、子供の目をブルーライトから守りましょう。
3.スマホは雑菌だらけ!?病気に注意!
スマホはトイレよりも汚いという話を耳にしたことはないでしょうか。
イギリスの研究者の調査によると、携帯電話やスマートフォンには、便器の18倍もの雑菌が付着しているということがわかりました。
雑菌だらけのスマホを触った手で食事をしたりすれば、子供の体内に雑菌が入り、病気の原因になることも。
スマートフォンやタブレットは定期的に除菌をし、遊んだあとは、しっかりと石鹸で手を洗うように心がけましょう。
・除菌も出来るスマートフォン用ウェットクリーニングティッシュ 10枚 299円
子供がスマホを使うことで得られるメリットは?
視力低下やコミュニケーション不足に陥ると悪者にされがちなスマートフォンですが、上手にスマートフォンを使うことで、脳に良い影響を与えることも出来るのです。
スマートフォンを操作して子供が「楽しい!」いう感情を持つと、やる気物質とも呼ばれるドーパミンが分泌され脳の動きが活性化されます。
また、画面を見てその状況を判断をしながらスマートフォンを操作していくことは、視覚情報処理能力が高まるともいわれています。
アメリカでは「4歳~7歳の子供に言語能力を育成するアプリを使用させたところ、子供たちの語彙力が伸びた」という研究結果も出ており、教育現場でのタブレットの普及はどんどん広がっています。
2020年までには1人1台のタブレット端末
benesseの進研ゼミやZ会などの大手通信教育会社をはじめ、多くの会社がタブレットを用いた通信教育コースを打ち出していますし、一部の地域の公立小・中学校ではタブレットPCを導入した学校教育が既に始まっており、文部科学省は今後2020年までには1人1台のタブレット端末を配布することを目標に掲げているそうです。
スマホのメリットはその驚くべき学習効果にあるのですから、ただyoutubeなどの動画を延々見ているだけでは勿体無い!
その時期に見合った、楽しい知育アプリを親子で楽しみつつ、子供に良い脳刺激を与えてあげましょう。
耳や指先をフルに使って遊びながら学習が出来る知育アプリは、ものの名前を覚えたり、文字や数字の書き方を覚えるのに最適。
最後に
我が家の長男はアプリで一緒に遊んでいたせいか、2歳の時には数字がすべて読めるようになっていました。
スマートフォンは上手に使えば、子供のやる気と脳の働きを引き出せる素敵なアイテム。
スマホ依存や視力低下に気をつけながら、親子で上手に楽しく使っていきたいものですね。