子供への感染力って高い気がしませんか?
体が小さく抵抗力も未熟なため仕方ありませんが、あまりにもひどいと、かわいそうになってしまいます。
水疱瘡とは、水痘ウイルスに感染して起こる病気。
10歳のまでの子に多くみられるそうですが、その中でも1歳~4歳の幼児が多いといわれています。
小さい子が感染しやすいなんて・・・心配ですね。
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水疱瘡の正しい知識
水疱瘡は、一生に1回しかならない病気?
一生に1回しかならないと言われている水疱瘡ですが、他にも、麻疹やおたふく(流行性耳下腺炎)などがありますね。
実際は、1度かかると免疫ができるので基本的には2度とならないようです。
ただし、免疫がなくなってしまった人はまたなる可能性もあるそうですが、かなり珍しいみたいですよ!
いつか、かかってしまうかもしれない水疱瘡のために、正しい知識をとりいれて、予防方法やなってしまった時の対処法などを知っていきましょう。
感染経路は?
感染力は非常に高く、すれ違っただけでも感染してしまうといわれています。
基本的には、水疱などを触ってうつってしまう接触感染、咳やくしゃみなどからうつる飛沫感染、一緒にいるだけでうつってしまう空気感染があります。
家族に関しては、感染率90%以上という驚異的な数字です。
水疱瘡の症状は?
全身に強いかゆみを伴った、赤い発疹が出ます。
全身なので頭や口の中にもできてしまいます。
熱も人それぞれですが、ほとんどの場合が発熱して3~4日しないと熱が下がりません。
最初は、「小さな赤い発疹が何個かあるなぁ。」という程度から始まり、時間が経つにつれて発疹が全身に広がります。
だいたい1日くらい経つと、発疹の中に水ができてきて水疱に変わります。発熱している3~4日の間は、発疹が消えても新しい発疹ができてきて、熱が引いてくると少しずつ発疹が落ち着いてきます。
37度~38度くらいの発熱が続きますが、発疹が通常より多いと熱も高い傾向にあるようですよ。
熱が5日くらい続いて心配な時は、もう一度お医者さんにみてもらいましょう。
治療方法は?
お医者さんを受診して水疱瘡という診断をうけると、掻きむしらないようにと注意され、かゆみを押さえるための軟膏が処方されます。
そして、ウイルスを退治するお薬として処方されるのが、アシクロビルや塩酸バラシクロビルなどの治療薬で、発疹が出てから2日以内に服用すると効果が高いとされています。
水疱瘡中のお風呂は?
熱があるときはもちろん入れませんが、すべての水疱がかさぶたになり熱が下がれば大丈夫です。
その際気をつけなければならないことは、湯船には入らないこと!!
熱すぎないシャワーをさっと浴びる程度にしましょう。あまり熱いと発疹の痕がかゆくなってしまいます。
予防接種
予防接種をしておくと、比較的かるい症状ですみます。ただ任意のため自己負担。
しかし、重症になってしまうリスクを考えたら高くはありません。
子供はもちろんですが、小さい子をもつ水疱瘡経験のないお母さんにもお勧めです。
わたしも水疱瘡をやっていないと血液検査で判明!子供を産んでから予防接種を受けました。その後、子供と一緒に水疱瘡になりましたが、発熱もなく発疹も少しで軽くすみましたよ。
予防接種の料金は7,000円~9,000円が一般的です。
最後に
もし子供が水疱瘡になってしまったら、お薬以外にもしてあげられることがけっこうあります。
発疹を触ってしまうツメを、短く切ってあげたり、口の中がしみて痛くならないように、食事の味を薄味にして食べやすくしてあげたり、細かいことに気がつくのはやっぱり、お母さんだと思いますよ☆