1歳半を迎えると、1歳半健診というものが自治体で行われます。
- 1歳半健診には一体何をするのか?
- どんなところを見ているのか?
ご紹介したいと思います。
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1歳半健診はこれまでの健診とは異なる
赤ちゃんが産まれてから1カ月後に初回の健診があります。
- 1カ月健診
- 4カ月健診
- 10カ月健診
など、期間は自治体によっても多少前後しますが、ほとんどの場合このようなスケジュールで行われます。
これまでの健診では、体に異常はないか、首の座りはどうかなど体の成長具合を確認することがメインでした。
しかし、1歳半健診には、心の成長具合も一緒に確認していきます。
1歳半健診ではなにをするの?
1歳半健診で行うことは大きく分けて4つあります。
1.内科健診
内科健診では小児科医師の診察を受けます。
内科健診の前に身長体重を計測してもらってから診察です。
ペンライトを左右にうごかして目で追う事が出来るか、体の異常、身長体重が正常範囲内かどうかもチェックしてくれます。
何か成長面で不安なことがあれば相談することも出来ます。
2.歯科検診
歯科医師が歯の状態をチェックします。
歯が何本生えているか、虫歯や歯並びを見てもらいます。
3.フッ素の塗布
虫歯の予防の為にフッ素塗布をしてもらいます。
フッ素を塗っておくと、歯が丈夫になり、虫歯になりにくいのがメリットです。
歯科衛生士が塗布してくれますので、歯磨きの仕方などの相談をする良い機会でもあります。
4.保健師さんとのお話
1歳半健診でこの部分が一番時間が掛かります。
事前にアンケート用紙が自宅に届きますが、子供の毎日の様子や家族構成、ママが子供に対する気持ちなどをアンケート用紙に記載してきます。
子供の毎日のスケジュール、どんなことをお喋り出来るか、食事はどのくらい食べれるかなど、細かい部分まで回答します。
家族構成の部分では、パパの年齢や喫煙歴、育児への積極性などの記載があります。
そして、ママについてのアンケートです。
子育てにストレスを抱えていないか、育てにくさ、不安はないかを回答します。
このアンケート用紙をもとに保健師さんと詳しくお話をしていきます。
子育てにストレスを抱えることがあるという回答があれば、どんな時に、そしてどんな風に対応しているかなど、思った以上に細かく聞かれます。
けれど、こんなことを感じていると話を聞いてくれるだけでも救われた気持ちになりますよ。
そんなことをゆっくり話しながら、今度は子供に積み木と指差しをしてもらいます。
積み木は3つ4つ重ねることが出来るか、指差しはいくつか絵がかいてある用紙を見ながら、○○はどれ?と質問をされます。
指をさして回答やなにかアクションがあればOKです。
1歳半健診ですべてクリア出来なくてもOKです
1歳半健診で最も心配なのが、子供の積み木と、指差しです。
積み木は普段からやらなければ失敗してしまうかもしれませんし、そもそもどうやって遊べばよいかが分からない子もいます。
指差しも同様、練習したほうが出来る可能性が高いですよね。
私はこの2つをクリア出来なかったらどうしよう‥という不安がありました。
積み木は普段から遊んでいましたので、出来ました。
しかし、指差しが全くできず、どうなるのかとハラハラしていました。
ただ、これらが出来る出来ないは個人差が多く、出来ないからといって何か注意されることはありませんでした。
保健師さんもプロです。
子供の言動や表情をしっかりとチェックして、成長の遅れや精神面に気がかりな点がある場合にはすぐに気づいてくれます。
出来ない項目は2歳頃にもう一度確認しましょうね、という事で終了しました。

なぜそんなに時間がかかるのか、何をするのかをなんとなくわかっているだけでも安心ですよね。
是非参考にしてくださいね。