待望の赤ちゃんが生まれたとたん、ママの生活は子供一色に。
子供はとてもかわいいけれど、家事と子供の世話で一日が終わってしまう毎日に、もやもやしたむなしさやイラ立ちを感じることはありませんか?
ママが元気でいるために、どうしても必要な「ママのひとり時間」
慌ただしく過ぎる一日の中で、どのように確保したらよいでしょうか。
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0才~3才くらいまでのひとり時間確保
赤ちゃんが生まれてから3才くらいまでの間。育児休暇や就園前で、母親と子供が一日中一緒に過ごすことが多い時期です。
この頃が「一番しんどい!」というママは多いのではないでしょうか。
朝から晩まで子供と一緒、夫の帰りは遅く自分の時間なんて持てやしない。イライラして子供に対して必要以上に怒ったり、帰ってきた夫に当たってしまう…。
私にも経験があります。
お昼寝タイムを工夫!
この時期は誰かに預けない限り、平日のママのひとり時間は子供の「お昼寝タイム」しかありません。この貴重なお昼寝タイムを自分の時間として確保するために、一日の使い方を工夫しましょう。
1日2回のお昼寝の時期が過ぎたら、子供がお昼寝しない午前中のうちに、必ず買い物や公園、児童館などへお出かけをします。なるべく子供自身に歩かせるようにし、公園や児童館などではできるだけ体を使ってめいっぱい遊ばせます。
すると、お昼を食べたら子供はもうバタンキューです。そこからがママタイム!子供が寝てる間に、と掃除や夕食の準備などせずに、その時間は自分の好きなことに使いましょう。
読書でも撮りためたドラマでも、とっておきのスイーツでもなんでもかまいません。小一時間でも好きなことをするとしないでは、心の余裕が全然違ってきます。
休日はパパの出番
平日は夜遅くて全くあてにできないパパも、土日などお休みなら、ここぞとばかり頼ってしまいましょう。
ママが朝の家事をしている間、「休みの午前中のパパの仕事は、子供を外に連れ出すこと」という習慣を作ってしまいます。
小さいうちは一緒にお散歩、年齢に応じて公園や自転車でお出かけなど、お昼近くまでたっぷり遊んでもらいましょう。この時期にパパとたっぷり遊んでもらった子供は、小学生になってもパパの帰りを待ちわびるパパ大好きっ子になります。
その間、ママは朝の最低限の家事をできるだけ早く終わらせて、しばしのひとり時間をもちましょう。
たとえ30分ほどの細切れの時間でも、「自分のために使う時間は確保する」ことを意識すると意外と自分の時間は持てるものです。
アウトソーシング
近くに自分の両親が住んでいるなど恵まれた環境のママ以外は、子供を気軽に人に預けるのはなかなか難しいですよね。
今はだいたいどの自治体でも、保育園で「一時保育」が行われています。
私の住む市では一日二千円で預かってくれます。一ヶ月前からの予約で申込が大変多く、なかなか希望日すべては取れませんが、実家の遠いママにはありがたい制度です。
また、「ファミリーサポート」事業も全国で実施されています。子供を預けたい「おねがい会員」、子供を預かる「おまかせ会員」といった登録制で、外出の際の預かりや園のお迎えなどもお願いすることができます。
私の住む市では、平日なら1時間700円という格安の料金で預かってもらえます。
子供が大きくなったらママの行動範囲を広げよう!
半日くらいパパに預けられるようになったら、思い切ってママも少しずつ活動を開始しましょう。
私の場合は土日の子育て講演会などから行き始め、子供が小学生になってからは、ピアノリサイタルや演劇、フィギュアのアイスショー、コンサートなどに出かけるようになりました。
一年に一、二度の楽しみですが、大いに刺激をもらい気分転換になっています。
まとめ
家で幼い子供につきっきりの生活をしてるうちは、「これがいつまで続くんだろう…」などと思いがちです。
「ママのひとり時間」を上手に使って、感度を磨き、知的好奇心を持ち続けていれば、やがて趣味など自分の本当に好きなこと、やりたいことが見えてきます。
「母親だからあれもこれも無理」と思いこまずに、子供からちょっと手が離れた時にママも自分の楽しみ、自分の世界が持てるように貴重なひとり時間を上手に使いましょう。