赤ちゃんに可愛い歯がひょっこりと見えてきて喜ぶのもつかの間、歯磨きのイヤイヤはすぐにやってきます。
そうならないように、歯が生えた直後から色々と事前対策をしているママも多いでしょう。
私も歯医者さんが我が子に実践したというその指導通りに、ガーゼで小さな歯を拭いて口の中を触られることに慣れさせたり、喉突き防止の赤ちゃん向け歯ブラシを持たせたりしてきました。
しかし子供は、そんな努力を全否定するかのように仕上げ磨きの段階になるとイヤイヤと泣き叫び逃げ回るようになってしまいました。
悩んだ私が実際に行った仕上げ磨きの方法をご紹介します。
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絵本で仕上げ磨きのイメージをつかもう
「仕上げ磨きがどういうものか?」を知らない赤ちゃんにとって、突然仰向けにされて口を開かされるのは恐怖しかないのでは?と考え、まずは歯磨きの絵本を与えることにしました。
【絵本はママの膝上にゴロンと仰向けになっているイラストがあるもの】を選びました。
自分での歯磨きを促す絵本も数多くありますが、そういった絵本が良くないという訳ではありません。
今我が子に必要なのは「仕上げ磨きだけ」だったという単純な理由からです。
自分での歯磨きも嫌がるお子さんなら、仕上げ磨きと両方のイラストのある絵本を選ぶと良いですね。
さて実践してみてどうだったかと言いますと、有り体に言えばイヤイヤなままでした。
しかし仕上げ磨きのイメージはつかめたようで、仕上げ磨きをしているテレビの映像を指差したり、歯磨きではない時間に遊びの一環として膝上にゴロンとしてくるようになりました。
そこで私は次の方法へ移ることにしました。
鏡で自分の歯を見てみよう
仕上げ磨きに興味を持ったようだったので、前述のテレビや遊びでのゴロンの際に、歯磨きに関連するオモチャを持たせてみることにしました。
オモチャは、鏡が付いていてボタンを押すと音が出るものを選びました。仕上げ磨きをする時に仰向けの状態でオモチャを持ち、口の中を見たり音を鳴らして遊んだりできるものです。
最初は遊びの時間に持たせて、
- 「テレビの子も歯磨きしているね」
- 「この歯がピカピカになる歯磨きは楽しいね」
と洗脳のように毎回声かけをし、頃合いを見計らって仕上げ磨きの時間にも持たせるようにしました。
さて実践してみてどうだったかと言いますと、この方法もイヤイヤなままでした。
正確には、オモチャを持って機嫌良く膝上に仰向けになるようになったのですが、仕上げ磨きをしようとすると脱走。
しかし、歯磨きの時間におとなしくゴロンできるようになっただけでも良しとポジティブに捉え、私は最終手段に移る決意を固めました。
最終手段は、「押さえ挟み込む」!
「歯磨きを嫌いになって欲しくない」という思いから、無理矢理仕上げ磨きをすることはこれまで避けていました。
ですので、ここまではガーゼで歯を拭くことで乗り切っていましたが、歯の本数も増えてきてそうはいかなくなりました。
そこで悩みに悩んだ末、「押さえ挟み込む」という最終手段に出ることに。
まず子供を仰向けにし、頭を自分の股で挟んで固定、両手両足を自分の足で押さえて逃げようする子供の歯を磨く方法です。
当然大泣きしますが、大きな口を開けてくれているので逆に磨きやすいです。
この間、「あーの口上手だね」「ムシバイキンやっつけるよ」等々と声をかけ、歯磨きの歌を歌い続けました。
さて実践してみてどうだったかと言いますと、諦めがついたのかなんと2週間ほどで仕上げ磨きを嫌がらなくなったのです。
まとめ
今では歯磨きの時間になると、自分から「ゴローン」と言いながら仰向けになってくれるようになった我が子。
最終的には無理矢理仕上げ磨きをすることでイヤイヤを克服しましたが、それまで行った方法は決して無駄ではなかったと感じています。
辛抱強く接することで、子供は母の愛を感じて仕上げ磨きで身を委ねてくれるのではないのでしょうか。
今現在お子さんが歯磨きを嫌がっているママも、イヤイヤを解消できないなら無駄とは思わずぜひ色々な方法を試してみてくださいね。
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