育児中のママを悩ませるのが、子供たちが履く靴。
成長中の子供にとって足は大切だから、なるべく良い靴を履かせたい。
だけど、まだ小さくて「きつい」とも「あわない」とも言ってくれない子供に合う靴を探すのはとても難しい。
試着をさせようにも、嫌がって暴れて、なかなか大人しく履いてくれないし…。
また、子供の靴は、入園入学やお誕生日のプレゼントにとても喜ばれる定番アイテムでもありますが、サイズがまったくわからずに選ぶのに苦労したり、贈った靴がまったくサイズが合わず失敗したという話も良く聞かれます。
今回は元気な子供たちの足を守る大切な靴の選び方や、サイズの目安についてご紹介していきたいと思います。
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靴の選び方やサイズの目安
1.年齢別 靴のサイズ目安表
子供の体格には個人差がありますし、各メーカーやアイテムによって作りの大きさが異なりますので、あくまでも参考程度にご活用下さい。
- 0か月~3か月 :8~11cm
- 3か月~6か月 :9~12cm
- 6か月~18か月(1歳半):11~13cm
- 18か月~24か月(2歳) :12~14cm
- 24か月~36か月(3歳) :13~15cm
- 3歳~4歳 :14~16cm
- 5歳~6歳 :17~18cm
- 7歳~8歳 : 19~20cm
- 9歳~10歳 : 21~22cm
- 11歳~12歳 :22~24cm
2.子供の足に優しい靴は、このポイントでチェック
靴売り場にいくと、さまざまなデザインの靴があってどれを買おうか迷ってしまいますね。
洋服に似合う可愛らしいデザインも重要ですが、大切なのは履きやすさ、歩きやすさ!
以下のポイントでチェックをしてみてください。
①甲の高さが調整可能なこと
甲の高さは子供によって様々。
簡単に調整が出来るようにマジックテープ式になっている靴がおすすめです。
②適度に弾力があり、硬すぎない靴底
靴底は地面からの衝撃を吸収し、足裏を守ってくれますが、あまりにも厚過ぎる靴底は足に合わせて曲がらず、逆に歩きにくくなってしまいます。
③つま先が反り上がっている
まだまだうまく歩けない子供は、べた足歩きになってしまうために、蹴り出すときにつまずいてしまうことが多いのです。
つま先の反り上がりがある靴は、このつまずきを防いでくれます。
④つま先にゆとりのあるもの
子供は足の指で地面を掴むように歩くもの。
足先に、指が自由に動くゆとりがあることも大切です
3.サイズだけじゃない!靴のサイズ選びの大事なポイント4つ
サイズの合わない靴を履き続けると、足だけではなく、腰や内臓の働きに悪影響を与えてしまうことも。
正しい靴選びは、心身の健やかな発育のためにも非常に重要なことです。
靴屋で試着の際には、以下のポイントを確認してみましょう。
①かかとはしっかりフィットしているか
かかとが浮いている靴を長時間履いていると、かかとの骨の成長を妨げたり、O脚やX脚など脚の歪みの原因になってしまいます。
②つま先に7~10mmのゆとりはあるか
靴の中で指先が動くだけのゆとりはありますか?
幼児期に足の指を十分に動かすことによって、指やふくらはぎの筋肉が正しく発達するのです。
③足の甲が靴としっかりフィットしているか
甲の高さがあわず靴が浮いてしまうと、うまく歩くことが出来なくなってしまいます。
④履いたらその場で少し歩かせてみましょう
座ったままの試着で済ませずに、必ず靴を履かせたら少し子供を歩かせてみましょう。
その際に痛がったりしたり、歩き方がおかしくなったりしませんか?
最後に
特に幼少期の子供は、大人が驚くほどのスピードで足が急成長していきます。
窮屈な靴を履き続けていると、足の発達を阻害してしまうので、3~4か月ごとに履いている靴のサイズが適性か確認してあげましょう。