子供の乾燥肌に悩んだことはありませんか?
ベビー肌といえば美肌の代名詞。
子供の肌は無条件で美しいものと思いこんでしまいがちですが、実は大人よりもバリア機能が弱いことから、トラブルを起こしやすいのです。
子供の肌を乾燥から守りたい!
乾燥が原因の冬の湿疹を防ぐ対策をまとめてみました。
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目次
子供の肌が乾燥しやすいのはなんで?
新陳代謝が活発な子供は、肌トラブルが起こりにくそうなイメージですよね。
実は、子供の肌は皮脂の分泌量が少ないのです。
皮脂は身体を刺激や摩擦から保護するバリアのような機能を果たすもの。
秋から冬は空気が乾いている上に、熱いお風呂で皮脂を流しすぎてしまうため、バリア機能が低下してしまい、肌トラブルを起こしやすいです。
寒い季節になったら、かゆがっている様子はないか、湿疹は出来ていないか、子供のお肌の様子を気にかけてあげましょう。
乾燥肌対策はバスタイムが重要
乾燥による湿疹やかゆみを防ぐためには、お風呂の入り方が重要です。
熱いお湯やボディーソープで皮脂を落としすぎないように、冬場のバスタイムは以下のポイントに気をつけてみてください。
- 寒くても熱いお湯はNG。お風呂の温度は38~40℃が目安。
- 入浴時間は10分~15分で切り上げる。長湯は控えて。
- ナイロンタオルやスポンジで肌をこすらない。
- 肌に優しい洗浄料を手に取り、良く泡立てて洗う。
- 乾燥がひどい時は、汚れやすい脇やお尻のみに洗浄料を使う。
石鹸とボディーソープどちらがいいの?
子供の乾燥肌で皮膚科に相談に行った時に、お医者様には「無添加の石鹸で洗ってあげて」と言われました。
ボディーソープには、洗浄料が強い合成界面活性剤が使われています。
乾燥が気になる時は、洗浄力が穏やかな石鹸を使うようにしましょう。
私は、無添加石鹸の中でも特に保湿力が高いといわれる、オリーブオイル100%の石鹸を使うようにしています。
アレッポの贈り物 190g 298円
オリーブオイルの石鹸は、溶けやすいのが難点。
電子レンジで加熱して柔らかくしてから、カッターナイフで4等分くらいに小さく切ってから使うのがおすすめです。
保湿力が高いといわれる石鹸でも、毎日全身を洗うとやはり乾燥が気になります。
乾燥が気になる腕や脚はお湯だけで汚れを落として、汚れが気になるお尻や脇といった部分にだけ石鹸を使った方がいいかもしれません。
市販のクリームは何を使えばいいの?
皮膚科にいけば、乾燥肌用の軟膏を貰う事が出来ます。
けれど、軟膏は量が少ないから全身に使うとすぐになくなってしまうんですよね。
風邪が流行る時期でもありますので、頻繁に子供を病院に連れていくのは控えたい。
そんな時は、子どもも使える市販の保湿剤を使いましょう。
私が子供の乾燥対策に使っている保湿クリームはこちらです。
頬や口の乾燥にはワセリン ベビーワセリン 411円
皮膚科でも使われる、安全性の高い保湿剤といえばワセリン。
こちらのベビーワセリンは柔らかく伸びが良いので、朝と晩に子供の頬や口周りに良く伸ばして塗っています。
夏になると柔らかくなりすぎて液状になってしまうので、暖かくなるまでに使い切るようにしましょう。
全身には手早く塗れるオリブ油 100ml 483円
全身に使う保湿剤は、伸びの良さも重要です。
冬のお風呂上がりはすぐに湯ざめをしてしまうので、急いで全身に保湿剤を伸ばしてあげましょう。
日本薬局方のオリブ油は、0歳の時に通っていたベビーマッサージの教室でも使っていた保湿剤。
無添加なので子供の肌にも安心して使える点と、薬局で手頃な値段で購入出来るところが気に入っています。

夏は汗疹対策、冬は乾燥対策と一年を通して苦労も多いですが、子供の健やかな肌を守るためにこまめなケアを頑張りましょう。