秋は幼稚園説明会の季節。
来春入園の子供がいるママは、今頃子供をどこに入園させるのか必死に悩んでいる頃ではないでしょうか。
子供ひとりひとりに個性があるように、幼稚園もそれぞれ個性があります。
誰かにとって素晴らしい幼稚園が、自分と子供にとって素晴らしい幼稚園とは限らないのが、幼稚園選びの難しいところ。
我が家も昨年の今頃必死にいろいろ調べて、悩んでいました。
その結果、子供が「幼稚園大好き!」と喜んで通うようになってくれたので、その経験をまとめてみました。
スポンサーリンク
幼稚園は大きく分けて2つのタイプに分かれる
幼稚園は大きく分けて、教育に力を入れた“お勉強園”と、のびのび遊ばせる方針の“のびのび園”の2タイプに分かれます。
すべての園がこれらの特徴に当てはまるわけではありませんが、おおまかにこういった傾向がありますので、目安にしてみてください。
あなたはお勉強園とのびのび園、どっちが向いてる?
Q.1 子供には色々な体験をさせたい
Q.2 子供向けの絵を描いたり、裁縫したりすることが苦にならない
Q.3 将来のことを考えると、幼児期からしっかりとした教育が必要だと思う
Q.4 子供は電車やバスではじっとおとなしくしていられる方だ
Q.5 時間・金銭面ともに多少のゆとりはある
YESの数が多い人はお勉強園が、NOの数が多い人はのびのび園が向いています。
お勉強園の傾向
- 英語、水泳、体操などカリキュラムが豊富
- 遊具や設備が充実している
- 運動会やお遊戯会などイベントにも気合が入っている
- 給食もアレルギー対応などきめ細やかなサービスがある場合も
- 月々の費用、制服代などがかなり高め
- イベントが多くママの出番も多い
- 教育熱心なママが多く、ママ付き合いも濃厚なことが多い
教育熱心なお勉強系幼稚園は、体操や読み書き、水泳など小学校入学前に覚えておきたいことを中心にしっかりとしたカリキュラムが組まれているのが魅力。
運動会やお遊戯会もとても気合いが入っておりレベルが高いので、保護者の感動もひとしおでしょう。
けれど、その分月々の費用が嵩んだり、色々と手間がかかるという面も。お遊戯会に立派な衣装を作る必要があったり、イベント準備に何かと幼稚園に呼び出されたり、保護者の負担も大きかったりします。
のびのび園の傾向
- 月々の費用は安く、制服もシンプルであまりお金がかからない
- 元気に遊ぶことが第一なので、カリキュラムは少なめ
- 運動会や学芸会は派手さはないけれど、その分ママの手間も少なめ
- のびのびと遊べて、体力が充実する
- 何も学べないので習い事が必要になる場合も
のびのび園はその名の通り、身体を使って目いっぱい遊べる幼稚園。月々の費用が安いことも大きな魅力といえるでしょう。
我が家はのびのび園に!
我が家の息子はじっと椅子に座っていることが出来ない落ち着きのない子なので、お勉強園は諦めてこちらの“のびのび園”にすることにしました。
その結果、子供は毎日「幼稚園大好き!」と言いながら幼稚園へ向かい、広い園庭を元気いっぱいに走り回り、帰りのバスでぐっすり眠りながら帰ってきます。
イベントもゆるい感じなので、ママが忙しくあれやこれやと準備する必要もなく、ママ友付き合いもほとんどないので、出不精で面倒くさがりの私にぴったりだったと思います。
習い事をさせといた方が良い?
「幼稚園のうちは勉強なんかいらないから、のびのび過ごしてほしい」そう思っていたのでのびのび園に入園したのですが、周囲の小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんがいるお母さんたちは「小学校に入ると他の幼稚園の子たちと大きな差がつくから、今のうちにきちんと習い事をさせといた方が良いよ」と口を揃えていいます。
幼稚園自体の費用は安く済んでも、習い事をいくつも始めなければならないとなると、逆にお勉強園よりも高くつくかも…と思うのが、今、唯一不安な点です。
お勉強園、のびのび園のそれぞれの特徴は、受け取る人によってメリットにもデメリットにもなります。幼稚園は意外にママの出番も多いもの。子供の個性にあった幼稚園であることも大切ですが、ママと幼稚園の相性もとても大切なものだと思います。