ついこないだまで赤ちゃんだった子供が、来年からはついに幼稚園。入園まではとにかくやることが多くて、ママにとっては大変な一年になるでしょう。
待ち受ける様々な困難のうちのひとつが、願書提出後に待ち受けている幼稚園の面接。まだまだ赤ちゃんに毛が生えたようなうちの子が、面接なんて大丈夫なのかしら…。そう不安に思うことでしょう。
子供の個性は様々。さっと言われたことが出来るようになる子も、のんびりゆっくり時間が掛かる子もいます。直前になって慌ててしまっては子供もママも辛いもの。時間に余裕がある今のうちから、幼稚園の面接対策について考えておきましょう。
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目次
面接前に出来るようになっておきたいこと1.おむつは取れているか
どこの幼稚園でも必ずといっていいほど聞かれるのが、トイレトレーニングの進行状況です。厳しい幼稚園だと、おむつが取れていない子は入園不可の場合も…。暖かいこの時期はトイレトレーニングの絶好のチャンスです。まだおむつが外れていない子は、トイレトレーニングをもう一度見直してみましょう。
まだまだ面接時期まで余裕があるので、焦らなくても大丈夫。おむつはずしの方法を変えてみたら、私はたった一週間でトイレトレーニングを終わらせることができました。詳しくはこちらのすっぽんぽん作戦の記事をチェックしてみてくださいね。
面接前に出来るようになっておきたいこと2.名前を聞かれたら答えられる
これもほとんどの幼稚園で聞かれることでしょう。「お名前は?」と聞かれたら、自分の名前をフルネームで答えられるようになっておきたいですね。その他に年齢や、面接へは誰と一緒に来たのかを聞かれることもあります。
バスタイムなどゆったりとした時間に、
- 「こんにちは」
- 「お名前は?」
- 「何歳ですか?」
などと会話の練習をしておきましょう。すぐには覚えてくれないかもしれませんが、気長に毎日繰り返していれば、いずれ言えるようになるはずです。
面接前に出来るようになっておきたいこと3.物の名前をたくさん覚える
絵本やカードを見ながら、「この動物はなにかな?」などと名前を聞く質問も多く見受けられます。
私が受けた面接では、果物がたくさん描かれた絵本を開いて、「この果物はなにかな?」などと数回聞かれた後、「君の好きな果物はどれかな?」という質問を受けていました。
果物、色、動物、お花、面接によって聞かれるものは様々です。テレビや絵本を一緒に見ながら、たくさんの物の名前に触れておきましょう。普段から「これは何かな?」「この中でどれが好き?」などというやりとりをしておくと、面接の時でも子供も気負わず答えることが出来ます。
ママに面接準備は必要なの?
今まで受けてきた入学試験や入社試験を思い出すと思わず身構えてしまいますが、基本的には幼稚園の面接はそんなに堅苦しいものでも難しいものでもありません。
今後、子供が幼稚園で過ごすにあたって必要になる、日常生活のことを聞かれることが殆どなのです。私が昨年聞かれたのは以下のような内容でした。
- 子供のアレルギー、持病はあるか
- 子供に仲の良い友達はいるか
- おむつは外れているか
- 子供の長所と短所
- 幼稚園に望むことはあるか
幼稚園によっては、園と家庭の教育方針がずれていないか確認することもあるようなので、面接を受ける幼稚園の教育方針についてはしっかり把握しておきましょう。
最後に
幼稚園の面接に一番大切なのは「ありのまま」最低でも出来るようになっておきたい3つのことを挙げましたが、子供の性格や生まれた月によっては、これらのことをこなすのは難しく感じるかもしれません。
我が家が受けた幼稚園では、面接時点でまだおむつが取れていない子も結構いました。普段はきちんと答えられるのに、緊張してしまって何も言えない子も、ずっと泣いてママから離れない子もいました。
でも、それで良いんです。それでも、全員合格でした。
幼稚園の面接の一番の目的は、子供がどんな性格の子か、どれだけ手が掛かる子かを見て、クラス分けや担任決めをするためなのですから。一部の教育熱心な幼稚園では厳しい面接が行われることもありますが、普通の幼稚園では、面接の出来で落とされるということはほとんどありません。
なので、面接で大きく見せるために嘘をついてしまったりするのは絶対NG!おむつはずしが終わってなくても、名前がいえなくても不安になったり焦ったりせず、ありのままを先生に伝えてみてくださいね。
同い年の子が皆出来ることが出来ないと、ママはとても不安な気持ちになってしまいますよね。これらのことがクリア出来なくても即不合格とはなりませんが、出来るようになっていると、心に余裕を持って面接に臨むことが出来ます。今から毎日、少しずつ練習してみてくださいね。