子供の入院は突然やってきます。
なんだか具合が悪いそうだなと近所の病院へ子供を連れて行ったら、あれよあれよという間にいきなり緊急入院…というのも良くある話。
一年を通して殆ど風邪を引かないほど頑丈な我が家の息子も、MRI検査をするために、生後8か月の時と3歳の時に二度入院を経験しています。
子供の付き添い入院は、想像以上にハードなものです。
今回は私の付き添い入院の失敗を元に作った、子供とママの入院準備リストをお届けします。
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目次
付き添い入院中、こんなことが困った!
1.真冬でも病院内はとても暑い!
院内の温度は薄手の寝間着で過ごす患者さんや、半袖で働く看護師さんが快適なように設定されています。
1月の寒さの厳しい季節に入院した時は、室内で過ごすから薄手の服装にしたつもりでしたが、それでもすぐに汗だくになるほど暑くて辛かったです。
2.顔がバリバリに乾いてしまう!
病院の中は、びっくりするほど乾燥しています。
入院して2時間ほどで、顔や手がバリバリと突っ張ってくるほど。
一泊だからスキンケアなんか適当でいいや、と保湿用品を準備していなかったのを後悔しました。
3.食事にありつけない!
病院内にコンビニがあるので、手が空いた時に買いに行けば良いやと何も用意せずに入院してしまったら、半日以上子供から目を離せない状況が続いてしまいました。
夕方にようやく子供が寝ついたので、今がチャンスとコンビニに走りましたが、時間帯が悪く、お弁当類がすべて完売で何も残っていなかったのです…。
その日は昼食と夕食を兼ねて夕方にスナック菓子を食べるだけ、という悲惨な食生活になってしまいました。
4.鍵が掛からない!貴重品はどうすれば!?
入院したのはかなり大きな病院でしたが、個室に鍵の掛かる引き出しや貴重品入れがありませんでした。
病室を離れるたびに大きめのバッグを持ち歩くのは結構疲れました…。
5.入院食ってスプーンやフォークがないの!?
入院時の食事って、スプーンやフォークは自分で用意するものだったのですね。
知らずに何も準備していなかったので、食事のたびにナースステーションに御借りしに行く羽目になってしまいました。
6.汗をかいたのにシャワーが浴びられない…
私が入院した病院では、付き添いはお風呂使用禁止。
たった一日ですが、病院のあまりの暑さに汗だくだったので、汗臭いのにシャワーを浴びられずにとても辛かったです。
これらの反省点から、以下のような持ち物リストを作ってみました。
付き添うママの持ち物リスト
- 着替え(薄手の動きやすい服装がベスト)
- クロックスなど履いてて疲れないサンダル
- 洗顔・歯磨きセット
- スキンケア用品(高保湿のもの)
- 汗ふきシート
- マスク(乾燥・感染防止)
- 筆記用具、印鑑
- 常温でも痛まない食べ物
- ペットボトルの飲み物
- 携帯電話&充電器(病院によってはコンセントが使用禁止の場合も)
- ビニール袋(ごみ袋や汚れもの入れに)
- 暇つぶしグッズ
- 貴重品を入れて持ち歩く小さなポーチ
「たった一泊だから何もなくて大丈夫だろう」と甘く考えず、最低でもこれくらいの準備しておくのをおすすめします。
病院によっては個室に冷蔵庫がない場合もあるので、入院前に買いこむ食品は常温でも痛まないものにしておきましょう。
2.入院する子供の持ち物リスト
- 紙おむつ(点滴をするとおしっこが増えるので多めに)
- スプーン、フォーク、おはし、コップ
- 着替え(病院指定の寝間着を着る場合もあります)
- 歯ブラシ
- タオル2~3枚
- おしりふき
- おもちゃ(ベッドの上で使える、音が出ないもの)
- DVDプレイヤー
- 哺乳瓶(必要な場合)
大部屋での入院の場合、周囲に迷惑をかけないようなるべく子供に静かに過ごしてほしいものですが、子供も慣れない入院生活でかなりのストレスがたまっているので、なかなか大人が思うよう静かにしてくれません。
子供のストレスを少しでも和らげ、静かに過ごしてもらえるよう、ブロックやお絵かき、折り紙、パズル、シールブックなどベッドの上でも使えるおもちゃを用意しておきましょう。
コンセントが使用可能な病院なら、ポータブルDVDプレイヤーも大活躍します。
その際はイヤホンをお忘れなく!
大切なのは、一人で頑張らないこと付き添い入院は、心身ともにかなり負担が大きいものです。
ママひとりで頑張ろうとせずに、パパや祖父母にも協力して貰い、皆で子供の入院を支えるようにしましょう。
短期間入院とはいえ、水分補給やトイレもままならない状況が続いては、ママも参ってしまいます。
たった一泊の入院でしたが、パパにバトンタッチをして食事を取りに行くママがとても羨ましく思えたものです。

突然「入院」といわれると、パニックに陥ってしまいますが、そのまま入院してしまうととても大変な状況が待ち構えています。
深呼吸し気持ちを落ち着けて、しっかりと必要なものを揃えてから入院したいものですね。