朝、出かける時間が迫っているのに、子供がいつまでも朝ごはんを食べ終わらずイライラした経験はありませんか?ママと一緒のお出かけならば、途中でお腹が空いたと騒がれてもおやつで対処出来ますが、幼稚園・保育園に行く子供はそういうわけにもいきません。
お昼の時間までお腹が空かないように、きちんと朝ごはんを食べて欲しい。でも、ご飯を口に運ぼうとしない子供の様子を見ていると、ついついイライラしてしまう…。
今回は食欲がない子に朝ごはんを食べさせるテクニックをお届けします。
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朝ごはんを食べる子は、学力も体力も向上しやすい
脳のエネルギーとなるブドウ糖は、体内に大量に蓄えておくことが出来ません。私たちの身体は眠っている間にエネルギーを消費しているので、朝起きた時には身体も脳もエネルギー不足状態になってしまうんです。
朝食を良く噛んで食べると、脳がすっきりと目覚め、身体中にエネルギーが行きわたり、午前中からすっきり元気に活動することができます。
文部科学省の調査によると、毎日朝ごはんを食べている子供は、朝ごはんを食べない子供よりも学力調査・体力調査の結果が優れているそうです。これは、小さいうちからしっかり朝ごはんを食べる習慣をつけなければなりませんね!
子供が朝ごはんを食べない時は、夕飯のせい?
子供が朝ごはんをなかなか食べてくれないのは、まだお腹が空いていないせいかもしれません。前の晩の夕食は何時頃でしたか?
胃に入った食べ物を消化するのに、2~3時間かかるといわれています。就寝時間の2時間前までには夕飯を食べ終えるように、徐々に生活リズムを整えていきましょう。
朝起きてすぐには食欲が湧かない子もいるので、いつもより少し早く起きて、軽くストレッチなどで身体を動かすのもおすすめです。朝の子供番組を見ながら、一緒に好きな歌で踊るのも良いですね。
子供が食べやすいものからで大丈夫!
栄養面を考えれば、白飯、お味噌汁、おかずときちんと揃った朝食を食べてほしいところですが、まずは朝食を毎日食べる習慣をつけるのが先決。栄養バランスは、昼食と夕食で補えば大丈夫。まずは、どんなものでも毎日朝食を食べるという習慣をつけることが大切です。
コーンフレーク、パン、パンケーキ、フルーツがけのヨーグルト、野菜ジュースなど、子供が喜んで食べてくれそうなものからスタートしてみましょう。
一口で食べやすいおにぎりもおすすめ!
ふりふり一口おにぎりは、小さな子供でも上下に振るだけでおにぎりが作れるので、朝から一緒におにぎりを作るのも良いですね。自分で作ったおにぎりは美味しく感じるようで、我が家の長男はこのふりふり一口おにぎりを使うようになってから朝ごはんをきちんと食べてくれるようになりました。
3個ずつ作る小さめのものなら、100円ショップSeriaでも購入出来ますよ。
朝食にちょい足ししたい栄養食材
鮭フレーク、しらす干し、おかか、ツナ、ごま、海苔、炒り卵、そぼろ
おにぎりの具にこれらの食材を使えば、栄養価がアップします。
ハム、スライスチーズ、レタス、卵、牛乳、野菜ジュース、ヨーグルト
ただのトーストだけでは栄養バランスが気になる場合は、具を乗せてサンドイッチにしましょう。子供には一口で食べられるロールサンドがおすすめです。
今日の離乳食。(朝)
マーマレードジャムのロールサンド
豆腐と野菜のコンソメスープ
かぼちゃプリン pic.twitter.com/2ynQbbIjw7— may (@may68932064) 2016年3月24日
デザート感覚でビタミン類を補給できるフルーツは、前の晩にはちみつ漬けにしておくのがおすすめです。はちみつの殺菌効果でフルーツが傷みにくくなるので、朝の忙しい時間でもさっと冷蔵庫から取り出すだけで食べられます。

朝食をなかなか食べてくれない毎朝のイライラは、ママなら必ず一度は通る道。子供の体質や好みは様々なので、正解はひとつではないところが難しいですが、ママと子供にぴったりの朝食スタイルが見つかるお手伝いが出来れば幸いです。