- 昨日までちゃんと食べていたのに・・
- 最近食べることを嫌がるようになった・・
など、赤ちゃんが食べてくれないのは、心配ですよね。親としてはたくさん食べて欲しい!と思いますが、食べない時に無理に食べさせたりすると、ますます食べることが嫌になり、治すことが大変になってしまうので、まずは「なぜ食べないのか」の原因を考えてみることが大切です。今回は赤ちゃんの食欲がないのはなぜかなどの原因や対処法をご紹介します。
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食べない原因と対処法
原因1:病気
消化器系の病気が考えられます。便秘が続くと赤ちゃんもお腹が苦しくなり、張ってくるのでも食欲が下がります。また嘔吐や下痢・発熱・不機嫌などがある場合には、腸炎などが考えられるのですぐに受診するようにしてください。嘔吐下痢の場合は脱水症状にも気をつけて水分補給も忘れずに!
対処法
きちんとウンチが出ているか、ウンチの色や状態はどうか、おしっこは出ているか、お腹が硬くなっていないか、など日頃から赤ちゃんの状態をチェックしておくことが大切です。
我が家も6ヶ月の時に昨日まで食べていた離乳食を受けつけなくなり、母乳は飲んでいたので「気分的なものかな」と思っていたら、その状態が数日続き、さすがに心配してお腹を触ってみるとパンパン。ウンチをしたくても痛くて出せなかったようで、便秘になっていました。すぐに受診し、浣腸と家での対処法を教えてもらいました。
ウンチが硬くなっていて、お尻が切れ血も出ていました。治った後はいつも通り食べるようになり便秘対策の離乳食も増やしてあげるようにしていました。初めてのことで「食べさせる」ことに必死になりすぎていて、「食べることが当たり前」と大人と同じように考えていたとこがありました。赤ちゃんのことを第一に無理のない程度で食事を進めることが大切だと実感。
原因2:ストレスなど心理的要因
長時間外出していたり、慣れない場所や人混みの中に長時間いたりなどすると、赤ちゃんも疲れてしまいストレスを感じます。緊張状態にあると食べムラや食欲不振が起こったります。
原因3:赤ちゃんの体質
大人と同様に赤ちゃんも十人十色、個人差があります。生まれつきすごいミルクを飲む子、あまり飲まない子、たくさん寝る子、寝ない子・・様々です。それと同じように、食事もたくさん食べる子、食べない子とあります。
体重がすごく減った・元気がないなどの異常が見られないのであれば、それはその赤ちゃんの「個性」です。飲みムラや食べムラがあるのはよくあることなので、毎日元気で機嫌がよければ心配することはありません。
原因4:同じものを食べている
大人も同様に、毎日同じもの、味だと飽きてしまいますよね。赤ちゃんだから・・と思って毎日同じものや、大好きなものを毎日あげていると飽きてしまい食べようとしなくなります。
【対処法】
食事を工夫して変化をつけると食べてくれるようになったりもするので、「醤油1滴」を「とろけるチーズ少量」にしてみるなど、飽きないための工夫も必要です。
原因5:無理して食べさせている
「たくさん食べて!」と無理して食べさせようとしてしまうと、食べることがだんだん嫌になってしまうのが赤ちゃんや子どもです。無理強いをして、食べさせた場面などトラウマになる場合もあり、その食べ物イコール嫌いと覚えてしまう可能性があります。
【対処法】
無理して食べさせず、「食べれるだけでいい」ということを親は忘れずに、「◯◯を食べてる姿みたいな?」「(食べれたら)カッコいい!」赤ちゃんにはパチパチ手を叩いて褒めるなど楽しく食べれる環境作りも必要です。いかにして、食べることへのモチベーションを上げるか!でしょうか。
我が家も3歳ですが、食べたことないものやあまり好きではない物には「◯◯食べれないもーん」とよく言います。ですが、食べさせたいので「食べてるとこみたいな?」
「◯◯(食べ物)が食べて欲しいって言ってるよ?」などちょっとした劇をつけて食べてみようという気にさせる工夫をしています。
または「テレビで◯◯(好きなキャラクター)が食べてた◯◯だね、食べてみる?」など「好きなキャラクターが食べていたもの」として食べさせたり・・いろいろしないと興味を持ってくれないので、親は四苦八苦です。
神経質になりすぎないで!
食べてくれないと不安になりますが、体重が増えて機嫌よく元気であれば、「どうしよう!」と神経質になりすぎる必要はありません。反対に、お母さんが「食べない」ことでイライラしていると赤ちゃんにもイライラや不安が伝わり、赤ちゃんの食欲が低下してしまいそうです。
「今はあまり食べなくても元気だし、成長とともに食欲も増えていくわ」とおおらかな気持ちで見守ってあげることが大切です。毎日の赤ちゃんチェックを忘れずに、楽しく食事できる雰囲気を作ってあげましょう。どうしても気になるようであれば、保健師さんなどに相談してみてください。