だいたい生後6ヶ月頃になると、そろそろ離乳食の始めどきかな?なんて思います。
このころの赤ちゃんは、寝返りがうてるようになるため運動量が増え、乳歯が生え始めたり、少しの間お座りができるようになってきます。両手でおもちゃを持つこともできて、赤ちゃんにとってもは大きな変化の時です。
離乳食もスタートしていく中の「初期」にあたり、食器やスプーンに慣れたり、手づかみで自分の口に運んで、ものを確認する時期です。食べるという行為よりも、口に入れることを楽しみ食べ物に対する好奇心を育むことが大切です。
離乳食をスタートさせるにあたり、食器やスプーンを買いそろえたりすると思いますが、それらの食器類は、すべて消毒する必要があるのでしょうか?また10倍粥を作る調理器具の消毒はどうなのでしょうか。
今回は、離乳食の食器の消毒や洗い方についてご紹介します!
スポンサーリンク
調理器具や食器類の消毒は必要?
ミルク栄養の場合、哺乳瓶は毎回消毒をします。ですので、離乳食の場合の食器も消毒する必要がありそうだと思いがちですが、そこまできっちりと神経質になることはありません。
なぜなら、半年ごろの赤ちゃんは色々なものに興味があり、床に落ちているものテーブルに転がっているものをしょっちゅう口にしたり舐めたりして様々な雑菌に常に触れているからです。「触ったものを口に入れて確かめる」これは赤ちゃんの本能であり、成長している証拠。
それでもいつも通り元気に過ごせているのは抵抗力がついてきたということです。ですので、すべての食器や調理器具を消毒する必要は特にありません。
初めのうちこそおもちゃでさえ口に入れると、洗ったり煮沸したり・・していましたが、それがずっと頻繁に続くと「少しくらい、もういいや!」となってくるのが親の心情。我が家は一応、離乳食用に新しい小鍋を買って専用に使っていましたが、消毒などはせず普通に洗うだけでした。
消毒する必要がある食器や調理器具
基本的には大人が使う食器と調理器具の消毒と同じで構いません。肉や生魚を調理した包丁やまな板は菌がたくさん付いています。夏場は特に食中毒の原因にもなるので、熱湯消毒や台所洗剤などで除菌するように心がけましょう。
それでも気になる場合は、洗い物のスポジンを赤ちゃん専用にして大人と分けておいてもいいかもしれません。赤ちゃんのためにいいことは、家族全員にとってもいいことにつながります。神経質にならない程度に、いつもより丁寧に洗い、しっかりすすぐ・・くらいでいいでしょう。
我が家では
私も初めての離乳食の時は消毒が気になり、ミルク栄養も使っていたので、離乳食で使った食器とスプーンを哺乳瓶を消毒する液につけて消毒しよう!と入れていました。しかし、引き上げた食器類には哺乳瓶用なので害はありませせんが少し消毒の匂いがして、食器に匂いがついていることに抵抗を感じ、その後はスポンジを区別するだけでいつも通り洗っていました。
まな板や包丁を使って離乳食を作るようになる頃がちょうど夏場だったので、まな板も小さいのを買って分けていました。ですが、1歳前になると大人と同じものを使うようになりました。
消毒はやめていいの?
離乳食が始まる頃の赤ちゃんは、いろいろなものを口に入れて、菌に触れる機会が増え、それらの菌に触れても病気せず大丈夫なほど抵抗力がついています。ですので、大人と同じ扱いで大丈夫です!初めのうちは心配かもしれませんが、大人の食器類と同じように扱うようにしていきましょう。
最近は百均でも鍋が売っているので、それらうまく使って赤ちゃん専用にしたり、スポンジを分けたりするだけで、心配な気持ちも自然と楽になると思います。
あまり神経質になりすぎると、離乳食作りが億劫になったりしんどくなったりしてしまいます。離乳食は楽しく赤ちゃんに興味を持ってもらうことが大切です。ミルクや母乳ばかりだった赤ちゃんが、初めて口にする食べ物です。もう食べれるようになるんだ?と、成長を実感して嬉しくなりますよね。
おおらかな気持ちで、離乳食の時期を楽しんでください。