ずっと寝てばかりだった赤ちゃんがハイハイをして動きだすと親は嬉しくて嬉しくてビデオや写真に残そうと必死になりますよね。
とっても愛くるしいハイハイ姿がたまらなく可愛いです。
名前を呼ぶと頑張ってハイハイでこっちまで来てくれる・・・
成長を感じる嬉しい瞬間です。
とはいえ、ずりばいはできるけれど、なかなかハイハイができない・・・
四つん這いにはなるけれど進まない・・・
周りの子はみんなハイハイをしているのに我が子だけできない、しない・・となると少し焦って心配するお母さんもいるのではないでしょうか。
と言う我が家のチビちゃんもハイハイはできても、ハイハイ時期がとっても短く、すぐにつかまり立ちに進んでしまい、「もっとハイハイさせた方がいいよ」と言われ悩んだこともあります。
育児にはいろんなことで悩まされますね。
今回は赤ちゃんに無理のない範囲でできるハイハイの練習方法についてご紹介します。
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ハイハイを始める時期はいつ?
ハイハイができるようになる月齢はだいたい8ヶ月頃が目安です。
もちろん個人差もありますし、兄弟がいると早めに始めたりする子もいます。
発達には早い子・遅い子とあるので、できないからといってあまり神経質にならないようにしましょう。
もしどうしても気になるようであれば小児科で診てもらうといいと思いますが、1歳までは様子見で・・・と言われるかもしれません。
ハイハイをせずにつかまり立ちから歩く子もいます。歩けるようになるとハイハイも自然とできるようになります。できるようになる順番が違うこともあるので、できないからと心配しすぎないようにしてください。
我が家のチビちゃんは
チビちゃんは8ヶ月を少し過ぎてハイハイで前に進むことができるようになりました。
ハイハイができても基本ずりばいが多かったですが、ハイハイは全身運動で「肺が強くなる・ハイハイ期間が長いと足腰がしっかりする・筋肉がつく」と言われ、親としてはしっかりハイハイして欲しかったのですが、ハイハイ時期は短く、すぐにつかまり立ちになりました。
ずりばい運動でしっかり基礎をつける
筋肉が不十分の赤ちゃんにいきなりハイハイの練習をさせるのはとても危険です。
ケガをさせてしまう危険性や無理矢理させることで赤ちゃんに恐怖心が芽生えてしまうかもしれません。ハイハイに限らず、子どもの成長は焦らずゆっくり温かく見守ってあげましょう。
ずりばい運動とは、ほふく前進のようにうつ伏せになり手足の力だけで床を蹴って這って、ずりずり進む動きです。この動きで、腕がピンと立ち、お腹が床から離れて膝をついて移動するのがハイハイです。
このずりばい運動によって、手足に必要な筋肉がついてきて、徐々に移動距離も長くなり自由に移動することができます。
赤ちゃんがしっかりずりばい運動をするためにもお母さんも一緒に遊びながらやってあげましょう。赤ちゃんが進んで移動してくれるようにお母さんが赤ちゃんの手が届かない少し前に座り、人形や好きなおもちゃを持って声かけをしてあげてください。
赤ちゃんが手を伸ばして届きそうになったら、ちょっとずつ距離を離して、前進させるようにします。
あまり遠いと慣れていない赤ちゃんは疲れてやる気がなくなってしまいます。真剣な遊びではなく、楽しみながら「もう少しだよ、頑張れー」と優しく応援して、できたらたくさん褒めてあげてください。
あの一生懸命にずりばいをする姿はとっても微笑ましく、癒される瞬間です。
お目あてのおもちゃにたどり着いた時の赤ちゃんの笑顔はなんとも言えない幸せそうな顔です。家族で楽しみながら赤ちゃんにいい刺激を与えてあげてください。
いざハイハイの体勢に!
ずりばいをたくさんするようになり、距離もメキメキ伸ばしてきたようであれば、ハイハイの体勢にTRYしてもいいかもしれません。
ですが、あまり無理強いせずに、赤ちゃんが嫌がって泣いたりしたらやめましょう。お布団の上で、ずりばい体勢の赤ちゃんの腰を持って少し浮かせます。そうすると反射的に膝をつけて、手をついた四つん這いの体勢をとろうとします。腰を持ったまま、四つん這いの体勢を少し維持すると、赤ちゃんは感覚を覚えることができます。
そして、ずりばいしている赤ちゃんの横でお母さんはハイハイをやってあげると目で覚えてお母さんの真似をやってみよう!と思います。
普段から赤ちゃんはお母さんのことをよく見ていますので真似はお得意です。または育児サロンなどに出かけて、同じ月齢くらいの子がハイハイしている姿を見せてあげるのもいい刺激になり、気づいたら一緒にハイハイしていた!なんてことがあるかもしれません。
くれぐれも個人差があるので、絶対に焦りや無理強いは禁物です!!
家の中をチェックして!
できれば動き出す前から気をつけておいてほしいことですが、生活する場の環境を整えておきましょう。
危険なものは手の届かないところへ移動したり、家具の角にはクッションテープなど保護剤をつけることをおすすめします。
また動きだした赤ちゃんは思いもよらない場所に行くこともあるので、すみの埃やごみなど赤ちゃんの口に入るものが落ちていないか注意しておきましょう。ちょっとした段差も慣れていない場合は危険です。
仕切るなり、赤ちゃんが動いてもいいスペースを作るなど工夫してあげるといいでしょう。
ちょっと目を離すと・・・
チビちゃんもずりばいしていて、「見えなくなったな?」と思ったら、ソファと壁の隙間に入っていて、さらに口がもぐもぐしている!と慌てて取り出したら埃でした。本当にびっくり!どこに行くかわからないので、家の中をもう一度確認してくださいね。
自由に動く赤ちゃんを守れるのは親しかいないんです。
最後に
子どもの成長は本当に十人十色です。
私の時はどうだったの?と自分の親に聞いてみると、意外と「歩くのが遅くて心配したわ」なんて言葉が返ってきたり・・・
あ、私もそうだったんだ・・と思うと気持ちも楽になりますよね。
焦ったり、できないからとイライラすると赤ちゃんにその気持ちが伝わってしまいます。「そのうちできるんだ」と大きく気持ちを持って赤ちゃんと向き合ってください。
ほら!赤ちゃんは毎日少しずつ成長していますよ。