口コミで話題の“黒豆ダイエット”をご存知ですか?
毎日の食生活に決められた量の黒豆を取り入れるだけ。たったこれだけなのに、10kg超の大幅減量に成功した人も大勢いるんです。
黒豆ダイエットの火付け役は、韓国人の男性。4ヶ月で105kgから54kgまで痩せたと、韓国中で話題になりました。その後黒豆ブームは日本にも上陸。
TV番組で安田大サーカスのHIROさんがこの黒豆ダイエットに挑戦し、1ヶ月で20kgの減量に成功したんです。
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黒豆を食べるとなんで痩せるの?
黒豆は、漢方で生薬として扱われていたほど栄養が豊富。ダイエットに適した栄養素がこれだけたくさん含まれているのです。
- 血や筋肉を作るたんぱく質
- 糖や脂肪の吸収を抑制してくれるレシチン
- 便秘を解消してくれるオリゴ糖と食物繊維
- ホルモンバランスを整えるイソフラボン
- 血流を促して冷え症を改善するビタミンE
そして、黒豆は話題の“低糖質食材”でもあります。
蒸した黒豆100gあたりに含まれる糖質は、約2.7g。白いご飯100gには大体37gの糖質が含まれていますから、白いご飯を黒豆に置き換えれば90%以上も気になる糖質をカットすることができるのです。
黒豆ダイエットは簡単!
黒豆ダイエットの方法は、とてもシンプルでカンタン。
1日に乾燥した状態で70gの黒豆を食べるだけ。たったこれだけなんです。
乾燥した状態では70gしかないお豆も、ひと晩水に浸して戻せば200g近くまで膨れます。お茶碗1杯強くらいあるので、食べ応えガッツリ。お豆だけでかなり満足感があります。
食べ方は自由。このままご飯の代わりに食べてもいいし、他の食材と調理しておかずとして食べるのもOK。
1食で全部食べるのも、3食に分けるのもヨシ。自分の食生活に合わせられるので無理なく続けられます。
ただし、蒸し黒豆は200gで約352kcalと決してカロリー自体は低くありません。いつもの食事にこれをプラスしてしまっては、カロリー過多になってしまう可能性があります。
黒豆をおかずや白いご飯のかわりに置き換えて、いつもより食事を少なめに済ませるように心がけましょう。
炊飯器で作れる蒸し黒豆のレシピ
- 黒豆 140g
- 水 560~700cc(目安)
【作り方】
1.ボウルに黒豆を入れ、豆がしっかり浸るまで水を注ぎひと晩置いておきます。
2.豆がしっかりふやけたら、炊飯器に豆だけを移します。
3.ボウルに残った水を、豆の高さの半分程度を目安に炊飯器に注ぎます。豆がしっかり浸かるほどに水を入れると、吹きこぼれてしまうことがあるので注意!
4.早炊きスイッチを押して、炊きあがるまで待ちましょう。
5.炊き上がった黒豆を2等分して、冷蔵庫で保存しておきます。2~3日以内に食べきってください。
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注意!
分量を増やしすぎると、黒い煮汁が吹きこぼれて炊飯器が大変なことになります!!一度に大量に作るのはやめましょう。掃除がとても大変です(泣)
我が家の5合焚きの炊飯器では、3日分210gまで一度に蒸すことまで成功しました。ご自宅の炊飯器のサイズに合わせて、少しずつ水加減を見ながら調整してみてくださいね。[/st-kaiwa1]
一日あたり約71円と安い!
黒豆ダイエットのもう一つの魅力は、実はコストパフォーマンスに非常に優れていること。
低糖質ダイエットの欠点は、お肉や豆類でお腹を膨らませようとすると食費が高くついてしまうこと。黒豆は高級食材のイメージがありますが、乾燥黒豆は1kgあたり約1,000円と意外とお手頃な価格で売られています。
1kgで約2週間。一ヶ月分なら2袋で2,000円ほど。高額なサプリメントや置き換え食品よりも、かなりリーズナブルです。
市販の黒豆でダイエットできる?
黒豆をひと晩水に浸けておくのが面倒…。そんな時に便利なのが、スーパーで売られている蒸し黒豆。
1袋あたり100円と価格は手頃ですが、65~70g入りで一日あたりの摂取量から比べると少なめです。
毎日必要な量を市販の黒豆で補おうとするとかなり高くついてしまいます。忙しい時に補助的に使用するのはOKですが、経済面を考えると自分で乾燥豆を蒸したほうがいいでしょう。
また、甘い黒豆の煮物は糖質もカロリーもかなり高めなのでダイエットには向きません。味がない蒸し黒豆を選ぶようにしましょう。

最近は、健康診断で引っ掛かった主人に白米の代わりに黒豆を出しています。あまりにも美味しそうなので、来月からは私もデビューしてみる予定!食べることを我慢したくないけれど痩せたいという人は、ぜひ一度試してみてくださいね。