30代を過ぎた頃からちらほらと出始める白髪…。見つけてしまうと、急に老けこんだような気がしてショックを受けるんですよね。
ネットで白髪の対処法を調べてみましたが、食事内容や生活習慣に気をつけるといった漠然とした方法ばかりで、具体的な白髪改善の方法はあまり見つかりません。一度白髪が出てしまったら、諦めて白髪染めで誤魔化し続けるしかないのでしょうか…。
そう思っていた時に、20代にしか見えないアラフォーの知人から、「白髪やシミには太白ごま油がいいよ」とおすすめされました。
年齢不詳の美人を作り上げた太白ごま油とはどんなものなのでしょうか?私もその場でスーパーに走り、太白ごま油を購入して挑戦してみました。
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太白ごま油にはデトックス作用と若返り効果が
ごま油には、セサミンという抗酸化作用の強い成分が含まれています。このセサミンが老化の原因になるといわれる活性酸素の働きを抑え、老廃物を体外に排出してくれるデトックス作用があると言われています。
5000年もの歴史を誇るインド伝統医学アーユルヴェーダでも、ごま油は万能薬として、老化抑制、風邪予防、歯や口の健康管理に使われているそうです。
ごま油というと中華料理に使う茶色いごま油が真っ先に頭に浮かびますが、セサミンが豊富で美容に適しているのは太白ごま油と呼ばれる透明なごま油。茶色いごま油は焙煎したごまから絞るので茶色く香ばしい匂いがするのですが、太白ごま油は生のまま絞るので、匂いも色もありません。
お値段は茶色いごま油より少々高めで、大体400gで800円前後。料理用の油として考えると悩んでしまうお値段ですが、アンチエイジングの化粧品としてはお安い方です。近所のスーパーなどで気軽に購入出来るのもうれしい点ですね。
⇒マルホン太白胡麻油
美容効果を高めるキュアリング
太白ごま油を美容目的で使う場合は、セサミンのパワーをより強くするために、キュアリングと呼ばれる加熱処理を行います。
セサミンが活性化するといわれる100℃まで油を加熱するだけで良いのですが、お鍋を油で汚すのは面倒ですし、料理用の温度計は購入しようとするとごま油よりも高い!どうするか悩んでいた時に、ごま油を勧めてくれたエイジレスな美人が教えてくれました。
「そんな面倒なことをしなくても、瓶のまま湯煎で温めればいいんだよ」
確かに、それなら温度計も必要ないし、油で汚れたお鍋を洗う手間もありません。
というわけで、パスタ鍋になみなみとお湯を張り、蓋を開けたごま油を浸けて湯煎で温めてみました。お湯が沸騰した時点で弱火にして、ぐらぐら温めていると、いつの間にか油のかさが増して瓶の口から溢れそうになっていました。
今回はぎりぎり溢れてくることはありませんでしたが、事前に1割ほど別の容器に移しておいた方が安全かもしれません。湯煎でしばらく油を温めたら、冷めるまで待てばキュアリングは終了です。
ごま油うがいを試してみた!
キュアリングした太白ごま油はお肌に直接マッサージをしても良いのですが、一番効果を実感するにはうがいがおすすめだそうです。美容オイルは肌に塗るものという意識があるので、うがいと聞くと驚くかもしれません。
人間の舌の裏側(舌下)は、栄養の吸収に非常に優れている部分。アンチエイジング効果が高いセサミンを、効率良く吸収するのには、舌下から吸収するごま油うがいが一番です。
1.口にした油を水で流すと、洗面台のつまりの原因に。吐き出すティッシュペーパー(2~3枚程度)を用意しておきます。
2.歯磨きを終えた後、スプーン1杯程度のキュアリング済み太白ごま油を口に含みます。
3.まずは口を閉じて、クチュクチュしながら口全体に油を行きわたらせます。理想は3分~5分程度ですが、慣れないうちは30秒ほどでOK。このクチュクチュは顔の筋肉を動かすので、頑張れば顔痩せ効果も得られます。
4.クチュクチュしているうちに、唾液とごま油が混ざりあって、口の中の水分量が増えてきます。ガラガラうがいに必要なだけ水分が集まったら、喉にごま油を行きわたらせるようにガラガラしましょう。
5.用意しておいたティッシュに油を吐きだします。上手に吐き出さないと油がこぼれて洋服にシミが出来るので要注意!どうしても気になる場合は水で口をゆすいでも良いですが、効果を実感するにはそのままがベターです。
最初は油をそのまま口に入れるということに抵抗がありましたが、実際口に入れてみると思ったよりさらりとしています。揚げ物を食べた時のような、あの口にまとわりつくようないやな感じは一切ありません。
うがいを終えた後の口の中は、すっきりさっぱり。口臭予防効果もあるらしいので、今ではすっかり歯磨きの後の習慣になりました。

次回は、万能美容オイル太白ごま油を使ったフェイスケア&ボディケアについてご紹介していきますので、お楽しみに!