夏が近づくにつれ、日差しや湿気で肌のべたつきが気になってきますね。できるだけサラッとした肌を保ちたいものですが、肌も生きているので仕方がない。肌は自分自身の環境や生活のえいきをそのまま写し出してくれます。
べたつきの原因はズバリ皮脂!!皮脂は、額>頭皮>鼻>鼻横頬 の順に皮脂量が多いため、顔まわりのべたつきが気になる人が多いようです。今回は快適に過ごせるよう、べたつきの原因と防ぐ方法を3つご紹介します。
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原因1:乾燥によるべたつき
暑さをしのぐために一日中エアコンの効いた室内にいたり、頻繁にシャワーを浴びたり、また洗浄力の強いソープなどを使っていると、肌はカサカサと乾燥した砂漠状態になります。
すると肌のバリア機能が弱まり、肌を守ろうとする皮膚から多くの皮脂が分泌され、これがべたつき肌の原因となります。脂性肌でも関係なく肌は乾燥し、オイリードライ肌と呼ばれます。
オイリードライ肌の防止策
常に保温を心がけ、感触がべたついて嫌だという人も乳液はわすれずに。たっぷり水分のあとには必ず乳液を塗りフタをして水分を逃がさないようにしてください。日中もミストを利用するなど、肌の砂漠化を防ぐようにたっぷりと潤いを与えましょう。
1日に何度もこまめにシャワーを浴びたり洗顔をするより、一度でしっかり落として保温をするなどして肌への負担を減らしましょう。スポーツの後など、どうしてもシャワーを浴びる回数が多い場合は、低刺激のソープを使うなどして肌に負担がかからないようにすると良いでしょう。
喫煙者はタバコのニコチンのせいで、体内では血管収縮作用が起こっています。末梢まで血液が届かないので、肌は乾燥してしまいます。べたつきだけでなく、シミやシワが増えるなどの老化現象も起こりやすくなります。
原因2:ストレスなどによりオイリーな肌質になる
不規則な生活や精神的にストレス過多な状態が続くと、男性ホルモンが活性化し皮脂の分泌が促進され肌の脂性を高めてオイリーな肌質になってしまいます。べたつきやテカりを伴い、いわゆる脂汗もで出てきます。
ストレスによるオイリー肌の防止策
ストレッチ、ジョギングやウォーキングなどで軽い有酸素運動を行ってみてください。有酸素運動は副交換神経の働きを高めてくれるので、緊張状態から解放される効果があり、ストレス発散に良いとされています。また、適度な運動で新陳代謝が促進され肌のターンオーバーが正常に行われやすくなります。
寝不足や不摂生を止め、規則正しい生活習慣を身につけましょう。肌サイクルを整えることがべたつき防止へ繋がります。
原因3:油ものが多い食生活
バターや肉類を多くとっていませんか?飽和脂肪酸、つまり「脂肪」の多い食事は、大切なエネルギー源になりますが、過酸化物質を作り出し毛穴に居座りやすいため、皮脂量を増やす原因になります。
飽和脂肪酸が多く含まれる食品は、バターや生クリーム、チーズ、マーガリンといった動物性脂肪や、ラードなど調理用油をはじめ、チョコレート、肉の脂身、ベーコン、ウィンナーなど数多くありますが、揚げ物やお菓子にも多くの油を使用しているので、食べ過ぎは注意が必要です。
油ものによる皮脂量増加の防止策
食べるにしても少量にして、オリーブオイルやごま油などの不飽和脂肪酸ものもに変えることで、皮脂量を減らすことができます。

生活を変えることや、ちょっとの工夫でべたつき肌とおさらばできるのでぜひやってみましょう!健康にも良いなんて一石二鳥ですよ!今年はいつもと違う過ごしやすい夏を迎えてくださいね!
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