暑い夏を乗り切るにはエアコンは欠かせません!ですが、小さい赤ちゃんがいるとエアコンをつけてもいいのか、窓を開けておくのがいいのか、色々悩みますよね。大人も夏は暑く汗もかきますが、喉が乾くと飲んだり、うちわで扇いだり、水で顔を洗ったり、暑さを自分で調整することができます。
赤ちゃんはどうでしょうか?
体温調節機能が未熟なため汗をかきやすく、汗が原因で汗もや脱水症状を起こしてしまうこともあります。エアコンは体に良くないと言いますが、冷やし過ぎに気をつけて、エアコンを上手に使って室内を快適にしましょう!
今回は赤ちゃんが快適に夏を過ごせるために、昼と夜のエアコンの設定温度についてご紹介します。
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夏のエアコン 昼間の設定温度
赤ちゃんが快適に過ごせる室内のエアコンの設定温度は、26~28℃、湿度は60パーセント以下が目安となり、さらに、外との気温差は5℃前後にするといいと言われています。
湿度60パーセントというのは難しいですよね。生活の中で、湿度を気にすることはあまりないと思います。寒暖は人肌でわかりますが、湿度はすごいジメジメやすごい乾燥しているかだとわかりますが、基本ほとんどわかりません。
湿度40パーセント以下であれば、目や肌、喉が乾燥しているのを感じ、湿度60パーセント以上であれば、ジメジメとし、カビやダニが発生するようになります。夏場は、気温も高く、湿度も高いので「蒸し暑く」感じるわけです。ですので、エアコンの冷房機能だけなく、除湿機能もうまく使うと体感温度が変わるのでオススメです!
そして、気をつけたいのが、「つけっぱなし」です。暑いので消したくない!という気持ちはありますが、ずっとつけっぱなしにしておくことは体によくありません!!!大人でも1日中エアコンの中にいると、体はだる重くしんどくなりますよね。エアコンでお部屋が快適になれば、一度止めて、そのあとは扇風機を回したり、温度を上げるなどして冷やしすぎないようにしましょう。
こまめな電源の入り切りで逆に電気代が高くなってしまうこともありますが、赤ちゃんの体調を考えるならこまめな調整を心掛けたいですね。
日が当たりすぎる場合
日当たりのいいお部屋は冷えにくいために、エアコンをきつくかけてしまいがち。省エネのエアコンが多いとはいえ、料金もきになるのでそういったお部屋には、ブラインドやたてすなど日よけをうまく使って快適な室内環境を作るようにしましょう。
風の向きに注意!
「赤ちゃんが暑そうだから」といって、エアコンや扇風機の風を直接当てることは避けましょう!体温調整が未熟な赤ちゃんは寒くなってきたからといって、自分で体温を上げることはできません。赤ちゃんの様子を見ながら、また着ている服の露出が多いようであれば、ブランケットやバスタオルなどかけて調節してあげます。
急激に体温が下がると危険なので、風の向きには注意して下さいね。
換気は忘れずに!
1日中つけっぱなしのエアコンで部屋を閉め切っていると空気はあまりいい感じはしませんよね。朝夕の日差しが強くない時は窓を開けて空気の入れ替えをしましょう。涼しい快適空間で過ごすのもいいですが、汗をかかないのもよくありません。
汗をかくことは体の老廃物を出すデトックス効果があり、また発汗が増えると血行促進にもなり健康にとてもいいです。時間帯をみて、空気の入れ替えをして、じんわり汗をかくのもいいかもしれませんね。
夜、寝る時のエアコンどうする?
夏は夜も蒸し暑く、窓を閉め切ってしまうとどうしても寝苦しくなりますよね。
住んでる環境や部屋の間取りによっても風が通る通らないなどあると思いますが、多くの家庭では夜もエアコンをつけて寝ていると思います。ですが、朝までつけっぱなしだと、起きた時にだるく疲れが取れていないような気になることがありますよね。
夜のエアコンは自動で切れるタイマーをセットするのがベターです。それでもエアコンが切れてしばらくしたら、暑くて起きてしまう・・なんてことはよくあります。我が家では、自動的に切るタイマーをして、切れた後、朝方に入るタイマーを設定して寝ています。
難しいのは、子どもはすぐに汗をかくのでタイマーが切れた後タイマーが入った時に汗をかいていたら、風邪の原因になります。そこが設定時間の難しいところです。子どもが1歳の夏、そのようにして寝る日が続いていたら布団をきないのもあり、冷えすぎたのか夏風邪をひきました。
それ以来、夏用のガーゼ生地のスリーパーを着せ、タンクトップではなく、半袖下着を着るようにしています。半袖は脇汗も吸ってくれるのでとてもいいです。ニトリなどの涼しいタイプの寝具を使ったりして、快適な眠りを夏になると考えてしまいます。
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夏に多い熱中症は室内でも起こり、小さい赤ちゃんは特になりやすいです。エアコンの冷房と除湿、扇風機、自然の風を臨機応変にうまく利用して、暑い夏を乗り切りたいですね。