ガーデニングといえば主婦の嗜みのひとつ。ベランダをハーブガーデンにして、育てたハーブでおしゃれな料理をして…そんな風に思った時期もありました。
でも私、大雑把な性格のせいかガーデニングにとことん向いていないみたいです!丈夫過ぎて雑草とまで呼ばれるシソやミントすら枯らしてしまう…。
それでも諦めずに次から次へといろんなハーブを挑戦していると、逞しく生き残る子も出てきます。それが今回ご紹介するアロマティカス。簡単に増えて、見た目が可愛くて、良い香りで、その上食べられる!
そんなアロマティカスの魅力を余すところなくお届けします。
スポンサーリンク
アロマティカスってどんな植物?
アロマティカス
ミントみたいな香りのする、肉厚な葉のハーブ🌱
仲間入り〜💓 pic.twitter.com/CVKkS5KIYl— ハッピーグンミ☆ (@Happy_mode) 2016年3月8日
アロマティカスはシソ科の植物。見た目はハーブのようですが、葉っぱはぷっくりしていて肉厚。ハーブでもあり、多肉植物でもあるのです。生命力が強く育てやすいといわれる、ハーブと多肉植物、その両方の性質を併せ持つだけあって、とにかく頑丈。ぽろっと折れた茎から新芽が次々伸びて育つほどに逞しい子です。
名前にアロマがつく通り、葉からとても良い香りがします。ミントより少し甘めの香りは、誰からも好まれそうな爽やかさ。
インドネシアやフィリピンなどの国では、火傷に効果があるメディカルプランツとして愛されています。ミントとアロエの良いとこどりをした植物といったイメージですね。
アロマティカスの育て方
アロマティカスは大型の園芸店などで購入出来ます。ハーブコーナーにある場合と、多肉植物コーナーにある場合があるので、両方のコーナーを探してみてくださいね。
日当たり・土
アロマティカスは日光を好みます。日当たりのよいところで育てるのが良いでしょう。水やりは少なめで大丈夫。多肉植物で葉に水を蓄えているので、乾燥で枯れてしまうことはあまりありません。水やりは、土が完全に乾いてからたっぷり与えるようにしましょう。土は多肉植物用の土がおすすめです。
肥料
肥料はほとんど必要ありません。肥料を与えると育つスピードは上がりますが、せっかくの良い香りが薄くなってしまいます。
耐寒温度
気をつけなくてはいけないのは、寒さと多湿。次から次へと新芽が出てきてもさもさになってしまうので、夏は多めに間引きをして風通しを良くしてあげましょう。耐寒温度は10℃前後なので、寒くなってきたら室内の日当たりの良い窓際などに置いてあげてください。
株分け
株分けは簡単。伸びすぎた茎をぽきっと折ってそのまま土にさすだけ。折れてしまった茎がもったいなくて、すべて土にさしていたら最初は1鉢だったアロマティカスが今では4鉢にまで増殖してしまいました。
初夏にぴったり!アロマティカスの楽しみ方
アロマティカスのさわやかな香りを手軽に味わうには、飲み物に浮かべるのが一番です。
今日からお水持参するのですーヾ(*´∀`*)ノ って言っても、少しだけだけど。レモン水。ミントみたいなのは、アロマティカスっていうのだ。ミントみたいな香りに、パリッとした食感が面白いので栽培してます♪ pic.twitter.com/gIT7ORPjra
— いざなぎ@どっどーん (@elfhame) 2016年2月28日
アロマティカスの香りは、レモンウォーターやペリエなどの炭酸水と相性抜群。見た目も涼しげな初夏にぴったりのドリンクが簡単に完成します。寒い日はホットレモネードとあわせて楽しむのも良さそうですね。
レモン湯に、育ててるアロマティカスを落としてみたら、香りが変わったからか酸っぱみが薄れて飲みやすい㌰⋋( 'Θ')⋌㌰㌰ pic.twitter.com/lW9iDcWCcg
— 広島綾子 (@hiroshima_ayako) 2016年2月23日
ハーブティーを味わいたい時は、葉を半分にちぎって、沸騰したての高温のお湯で淹れるようにします。アロマティカスの葉は厚手で香りが出にくいため、普通にお湯を注いだだけでは少し香りが物足りない…。なので、ちぎって香りが出やすいよう、熱いお湯で入れるのがおすすめです。
飲みかけだけどアロマティカスを少し摘み取ってハーブティーにしてみた♬おいしー(♡˙︶˙♡)次はもっと葉いれてお湯たっぷりで飲もう! pic.twitter.com/8lvSJ0ouoB
— めー (@mene_u) 2016年2月21日
噛むと苦味がありますが、それが気にならない人はサラダなどに入れて楽しむのも良さそうです。
いかがでしたか?
アロマティカスソーダは、水にちぎった葉っぱを浮かべるだけなのに、見た目も可愛らしくて爽やかな香りでとっても癒されますよ!暑い日のティータイムにぜひ試してみてくださいね。