揚げあがった唐揚げをつまみ食いしてみたら思ったより味が薄くてアレ?となることはありませんか。
せっかく手間をかけて下味をつけたのに、息子や旦那さんに醤油をかけて食べられてしまうと少し残念な気持ちになりますよね。
そんな方はぜひお試しください!美味しくしかもカンタンに短時間で下味をつけられる方法をご紹介いたします。
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密封袋を使ってもみこみましょう
まず一般的な下味のつけ方をおさらいしてみましょう。
- 鶏肉を一口大にカットする
- にんにく・しょうが・しょうゆ・みりん等お好きな調味液を肉にもみこむ
- 30分~一晩寝かせる
こんな感じではないでしょうか。
ここで特に念入りにして欲しいのが調味液をもみこむ工程。
ここがうまくいくか否かで味の沁みこみ度が大きく違ってきますよ!
ではどうすればいいか、まず鶏肉を切り分ける前にフォークでまんべんなく刺しておきましょう(表だけでなく裏も忘れずに!)。
肉に開いた穴から調味液が入り込みやすくなります。
次は肝心のもみこみ工程ですが、調味液と鶏肉はボウルでなくジップロックなどの密封できる袋に入れてください。
袋のなかの空気をできるだけ抜いて口を閉じとにかくもみこみます。
目安は調味液が肉に入り込んで見えなくなるくらいまでです。
空気を追い出すことで肉の表面にすきまなく調味液が行き渡り味が沁みこみやすくなりますよ。
加えて手も汚れなくて一石二鳥☆もみこみ終わったら冷蔵庫で10分ほど寝かせましょう。
あまり置いておくと肉がパサパサになってしまうのでご注意を。
チェック!
- フォークでまんべんなく刺す
- 密封出来る袋になるべく空気を抜いて入れる
- 冷蔵庫で10分程寝かす
市販のタレを有効利用しましょう
- 唐揚げを作ろうと思ったけど、にんにくの買い置きがなかった!
- 忙しくて調味液を作る時間ももったいない!
そんなとき冷蔵庫をのぞいてみてください。この前使ってからずっと出番のない焼肉のタレなどありませんか?
市販の焼肉のタレはさまざまな味のものが出ていますので普段と違った味付けにしたいときにも重宝しますよ。
下味のつけ方は先に述べたのと同じでOKです。
使用する調味液の量は鶏肉の1割程度を目安にしてください。
市販のタレはけっこう濃いのでそのまま揚げると肉の水分を奪ってしまうことがあります。
調味液をもみこんだ後に少量の水を加えると肉に水分が戻ってジューシーな仕上がりになりますよ。
水の量の目安は鶏肉200gにつき大さじ1杯ほどです。
揚げる前に加熱しておきましょう
えっ、となる方もいらっしゃると思いますが、肉の中に水分を閉じ込めておくのに下茹でなどで予め加熱しておくことは実は有効な方法なんです。
オススメなのは電子レンジを使う方法。
切り分けた鶏肉に調味液をもみこんで耐熱容器に入れ、ふたをして600Wで2分ほど加熱します。
ご家庭によってレンジにクセがあるので肉が白くならず少し温まったくらいを目安にしてください。
こうすることで味も馴染み、肉の中の水分が流れ出しにくくなります。
予め加熱してあるので揚げる時間は短めに!
騙されたと思ってぜひ一度お試しください。